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ドイツ文学における他者としての「イスラム的なるもの」の研究

研究課題

研究課題/領域番号 09871079
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 独語・独文学
研究機関東京大学

研究代表者

足立 信彦  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (10175888)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードドイツ / イスラム教 / 外国人
研究概要

1 外国人作家の作品に対する批評、新聞記事、インタビュー等のデータ・ベースの作成。これは、オンラインによるデータ検索サービスを利用して、継続中である。
2 「寛容」概念に関する資料収集と分析。ジョン・ロックからビエール・ベールを経てレッシング、J・S・ミルにいたる近代的「寛容」概念の系譜を確認した。
3 現代の多文化社会における宗教的寛容政策はLiberallsm的アプローチとCommunitarism的アプローチに大別されるが、前者は依然としてロック的伝統の圏内にあることを確認した。後者の思想的源泉についてはなお検討の必要がある。
4 ドイツのようなLiberalismの伝統が脆弱な社会においては、むしろ「Communitarism」的伝統を多文化共存の基盤として生かす可能性が追求されなければならない。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 足立信彦: "Reconsidering German Identity:Waves of Immigration and Unification" 国立民族学博物館JCAS Symposium Series. (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 足立信彦: "ヨーロッパという理念-多様性・統一・普遍性-" 国際教育課程統合研究プロジェクト「『ヨーロッパの歴史』を読む」. 45-52 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 足立信彦: "言語・人種・多様性" ライブラク相関社会科学4『言語・国家、そして権力』. 47-75 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 足立信彦: "移民のいない多文化主義-ドイツにおける他国人統合問題-" 岩波講座 開発と文化4 開発と民族問題. 169-183 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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