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生態系に着目した環境管理およびそれに対応する行政組織のありかた

研究課題

研究課題/領域番号 09872005
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 公法学
研究機関北海道大学

研究代表者

畠山 武道  北海道大学, 法学部, 教授 (40062666)

研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード環境アセスメント / 生態系評価 / 戦略アセスメント / 自然権訴訟 / 生態系管理 / 省庁間協議 / 絶滅種再導入 / 鳥獣保護法 / 種の保存法 / エコシステム / 政策調整 / 事業評価
研究概要

本年度は、研究の中間まとめとして、アメリカ合衆国における生態系管理の基調となっている流域管理の具体的仕組みについて検討を重ねた。合衆国の資料収集にあたっては、マサチューセッツ州、ワシントン州を対象に選び、資料収集に努めた。その結果、東部と北西部では差異があるが、小規模の住民組織・環境団体が連合し、かなりの決定権限を付与されながら流域管理計画の作成に努める一方、自治体が小規模の土地の買い取り、事業への補助などのシステムを設けていることが判明した。流域管理システムから、日本における広範囲の生態系管理に対応する行政組織のあり方に関する有益な示唆が得られたものと解される。同時に生態系管理を科学的に進める方法としての生態系影響評価の検討に努め、多数の文献を渉猟し終えた。また、具体的成果として、現時点における環境影響評価制度の到達点と今後の問題解明のための基本的な視座を、東京在住の研究者等との研究会を通して得ることができた。その結果は、畠山編著のモノグラフィーとして刊行される予定である。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (9件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (9件)

  • [文献書誌] 畠山武道: "米国自然権訴訟と原告適格"季刊 環境研究. 114号. 61-66 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 畠山武道、井口博編著: "環境影響評価制度の総合的研究"信山社(東京). 350 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 畠山武道: "環境影響評価と都市計画" 判例タイムズ. 962号. 37-41 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 畠山武道: "アメリカ合衆国の環境法の動向" ジュリスト増刊・特集環境展望. 280-285 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 畠山武道: "学界回顧・環境法" 法律時報. 70巻13号. 85-89 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 畠山武道: "環境アセスメント制度の課題" 北海道自治研究. 342. 2-22 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 畠山武道: "サンセット法の成果と展望" 会計検査研究. 17. 9-16 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 畠山武道: "環境影響評価法と都市計画" 判例タイムズ. 962. 12-15 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 畠山武道: "産業廃棄物と法" 北海道町村会, 83 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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