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アジア太平洋諸国の収穫率の計測とその南北間所得格差に及ぼす影響に関する数量的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09873003
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 経済統計学
研究機関京都大学

研究代表者

大西 広  京都大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (50176955)

研究分担者 浦坂 純子  松山大学, 経済学部, 講師 (70289338)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード収穫率 / 南北格差 / アジア太平洋
研究概要

本研究は、以下のようないくつかの部分から成り立っている。
(1)マクロ収穫率が南北間所得格差に及ぼす影響に関する理論数理モデルの構築。具体的にはクルグマンの2国2財モデルを基礎とし、収穫逓減を仮定したレ-ニン的モデルに書き換える作業を行った。その結果、収穫逓減が現代のアジア太平洋地域のConvergenceをよく説明する仮定であることがわかった。
(2)ドルベースデータによるアジア太平洋10カ国・地域のマクロ収穫率の計測。これには各国・地域の資本ストック・データの推計という大変な作業が伴ったが、それをやり遂げ計測した。結果、途上国-先進国のの順に収穫率が逓増-逓減と移動していることがわかった。唯一の例外は中国であった。
(3)以上の計測を、各国通貨単位のデータによって再計算した結果、ほぼ同じ結果がもたらされた。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 大西広: "各国通貨単位の資本労働比率とマクロ収穫率" 経済論叢. 161・3(印刷中により未確定). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 大西広: "貿易と資本移動に関するクルグマンのレ-ニン・モデルとその一般化" 政経研究. 69号. 43-56 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 大西広: "環太平洋諸国の興亡と相互依存" 京都大学学術出版会, 284 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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