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マイクロマシン用強度設計指針の構築

研究課題

研究課題/領域番号 09875033
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 機械材料・材料力学
研究機関九州大学

研究代表者

野口 博司  九州大学, 工学部, 助教授 (80164680)

研究分担者 青野 雄太  九州大学, 工学部, 助手 (70264075)
尾田 安司  九州大学, 工学部, 助手 (20091340)
吉田 裕一  新日本製鐵(株), 技術開発本部, 主任研究員
鬼鞍 宏猷  九州大学, 工学部, 教授 (90108655)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1997年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード原子間力顕微鏡 / 分子動力学 / マイクロマシン / マイクロ強度試験 / 単結晶 / 不連続体力学
研究概要

本研究では,マイクロマシンの強度設計の際に必要な以下の二つを行った。
1.微小材料の強度データをとるための強度試験機の試作とそれの破壊その場観察への応用
原子スケールでの観察が可能な原子間力顕微鏡の下で,強度試験が可能な微小強度試験機を作製した。そして実際に,3%Si-Fe単結晶の疲労試験に用い,その疲労損傷過程を原子間力顕微鏡で観察することによって,単結晶材料の疲労機構を明らかにした。
2.原子寸法に近いスケールの微小構造体の強度解析法の開発
分子動力学を連続体と合理的に接合した(MD+MM)モデルを提案し,さらに(MD領域移動モデル)を展開し,実用レベルの解析を可能にした。この方法を用いて,単結晶タングステンの延性-脆性遷移現象を全く実験常数を用いないシミュレーシヨンで解析可能であることがわかった。
これらの成果は大変初歩的なものであるが,二つの成果により,マイクロマシンを設計する際に固有な材料試験及び解析が必要であり,さらにそれが本研究に基づけば構築可能であることが明らかになった。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 古谷・野口: "(分子動力学+マイクロメカニクス)接合モデルによるき裂進展シミュレーシヨン" 日本機械学会論文集A編. 64巻618号. 200-206 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 尹・野口: "AFMによる炭素鋼の高サイクル疲労粒内き裂発生の観察" 日本機械学会第75期通常総会講演会. 1020-1021 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 尾田・野口・古谷・東田: "AFMISEM観察に基づく疲労き裂伝ぱ機構の研究(Fe-3.2%Si単結晶におけるストライエーション形成域での検討)" 日本機械学会第75期通常総会講演会. 1030-1031 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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