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有害ガス吸着能を有する吸音性コンクリートの開発

研究課題

研究課題/領域番号 09875106
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 土木材料・力学一般
研究機関近畿大学

研究代表者

玉井 元治  近畿大学, 理工学部, 教授 (70088409)

研究分担者 古南 博  近畿大学, 理工学部, 助手 (00257966)
計良 善也  近畿大学, 理工学部, 教授 (80028216)
研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード有害ガス / 窒素酸化物 / 多孔質コンクリート / ゼオライト / 光触媒 / 酸化チタン / 吸音性
研究概要

有害ガス吸着能を有する吸音性多孔質コンクリートの研究(玉井担当)
1. 材料と配合および形状の検討
骨材粒径を1mmとした10cm厚さの多孔質コンクリートの表面積は普通コンクリートの片側表面積の約500倍にもなることが明らかになっている。また,天然のゼオライトが各種のガスを吸収するが,特にフライアッシュから合成した粒状の人工ゼオライト骨材が(NOx)を吸収し無害化できることを明らかにし,その配合と形状を検討し最適条件を決定した。
2. 機械的物性の検討
各種材料と配合で作成した供試体の強度,弾性係数等の機械的な物性を検討し,吸音板としての物性を評価した。
有害ガス吸着能と無害化法の確立(計良,古南担当)
1. 有害ガス吸着能の調査と最適条件
天然ゼオライトや人工ゼオライトとセメント混合系に関し,各種配合した供試体の有毒ガス吸着能は,既に試作したパルス吸着反応装置を用いて調査し,最適条件を検討した。
2. 吸着したガスの無害化法の検討
これにはチタニアを主とした合成触媒を用いて行い。この触媒の効果は光または熱により相違するため各種条件下における効果をほぼ明らかにし,製品化の可能性を示した。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 玉井 元治: "窒素酸化物(NOx)を吸着するコンクリート" コンクリート力学. Vol.36,NO.1. 33-36 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 玉井 元治: "エココンクリートの将来展望" コンクリート工学. Vol.36,NO.3. 49-51 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 玉井 元治: "地球環境とコンクリート" セメント・コンクリート NO.619. NO.9. 1-9 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 玉井元治,計良善也 他: "NO_xを吸着する吸音性コンクリート" セメントコンクリート論文集JCA PROCEEDINGS OF CEMENT & CONCRETE. 51. 870-875 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 玉井元治: "窒素酸化物(NO_x)を吸着するコンクリート" コンクリート工学. 36・1. 33-36 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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