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子供のまちづくり学習と手法開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09875123
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関早稲田大学

研究代表者

中川 義英  早稲田大学, 理工学部, 教授 (70139517)

研究分担者 浅野 光行  早稲田大学, 理工学部, 教授 (50257250)
尹 祥福  早稲田大学, 理工学部, 助手 (60287993)
研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードまちづくり学習 / 都市計画教育 / 都市計画マスタープラン / 市民参加 / カリキュラム / 総合的な学習の時間(総合学習) / 意識調査 / 意識喚起 / 子どもの参加型まちづくり / 教育課程の導入 / 支援体制づくり
研究概要

平成11年度中学校における「まちづくり学習」の実践
・東村山市立第七中学校3学年選択美術において教師2名,生徒11名,学生4〜6名にて授業を実施
・東村山市都市計画課平成11年度事業として位置づけられ,行政からの支援を受けながら実施
・毎回授業の様子を「まちづくり学習レポート」として全校生徒,また地域住民へ報告
一年間の実験的授業を行いながら,(1)授業カリキュラム(2)手法(3)支援体制等について研究を行った.
(1)カリキュラムにおいては,まちづくりという生活や日々の行動が深く係わる学習においては授業への理解・態度に男女差があることを発見した.これは生活のスタイルや興味関心度が大きく関係しているものと考えられる.生徒のまちへの意識喚起を目標とし,市民参加のまちづくりにおいて国内外で用いられているワークショップの手法を参考に新たに開発したツール等を現場で実践し,その効果や反応等を観察しているが,今回明らかになった授業を受ける側の理解・認識の差についてどのようなカリキュラムを提供するかは今後の課題である.よって今後「まちづくり学習」のカリキュラムや手法のさらなる検討・開発を行うにあたり,小中学生の生活スタイルや,まちでの行動範囲らまちに対する認識を明らかにした上で,効果的なカリキュラム・手法を検討する必要がある.
(2)体制の検討においては,実際に持続可能な活動にしていくため,自治体において活動の役割を明確にし,地域力の一つとして制度上の受け皿を構築することが可能であるかを検討・考察している.さらに今回の研究を通して,実践現場として東村山第七中学校と本研究室との信頼関係と協力体制の整備を図ることができた.カリキュラム開発という長期間有する研究に対する基盤が整えられている.

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 三輪千夏、甲祥福、中川義英: "小学校におけるまちづくり学習のあり方"土木計画学研究 論文集. No16. 61-68 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 三輪千夏、尹祥福、中川義英: "「子どものまちづくり学習」支援体制開発のための一考察" 土木学会第53回年次学術講演会講演会概要集. 第4部. 194-195 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 三輪千夏・尹祥福・中川義英: "小学校におけるまちづくり学習のあり方" 土木計画学研究 講演集 二1(1). 49-52 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 三輪千夏・尹祥福・中川義英: "Effects of“Children-Oriented Community Studies"for Surpposting Tool in Usban Planning System" Technical Report No98-15.

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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