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日本の近代・現代風景絵画による農村らしさの研究

研究課題

研究課題/領域番号 09875142
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関千葉工業大学

研究代表者

宮澤 鉄蔵 (宮澤 鉄藏)  千葉工業大学, 工学部, 教授 (60083888)

研究分担者 鎌田 元弘  千葉工業大学, 工学部, 助教授 (30224645)
研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード農村計画 / 景観 / 農村風景 / 近代・現代絵画 / 描画内容 / 農村景観 / 風景絵画 / 描画方法 / デフォルメ効果
研究概要

本年度の研究は前年度に引き継いての資料の解析と本研究の報告書の作成である。
本年度の解析は絵画の遠・中・近景を地域整備に対応させて、遠景を自然環境、中景を土地利用、近景を施設整備の場として解析を試みたことに特徴がある。解析の内容は、(1)近景が景観造成に顕著に影響することに起因する近景の構成内容、(2)絵画に現れた農村部の地域計画的な特徴、(3)前年度に開始した絵画のデフォルメ効果の継続としての長野県池田町安曇野の現地における補完調査である。
本研究の報告書は主として次のような内容で構成した。
1. 研究の意義
(1)研究の背景と目的 (2)既往研究との関連
2. 研究方法
3. 風景画の景観構成素材について
(1)農村と都市の比較 (2)農村の地域別比較
4. 絵画の構成の特徴
(1)景観造成からみた遠・中・近景の意味 (2)近景描画の解析 (3)農村らしさを表現する描画の特徴
5. 絵画のデフォルメ効果と景観造成の関連について
6. 地域の景観造成の関する若干の提言
7. 景観造成における研究結果の適用についての限界
本研究の結果として、農村らしさを考慮した地域整備の手法についての種々の提言を導き出すことが出来た。それらを大きく纏めると次のようになる。(1)ディスアメニティ要素を取り除くこと、(2)不必要な景観造成をしないこと、(3)農業や生活の近代化に当たって景観保持のルールを守ること、(4)生態系を重要視した景観を考慮すること、(5)農村環境に調和し、かつ洒落た空間を地域の部分に創設すること。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 高梨正彦、鎌田元弘、宮澤鉄蔵: "日本の近代・現代風景絵画による農村らしさの研究 -農村景観の描かれかたについて-" 農村計画学会学術研究会要旨集. 1998年度要旨集. 193-196 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 高梨正彦、鎌田元弘、宮澤鉄蔵: "日本の近代・現代風景絵画に見る“農村らしさ"の研究 -農村風景画の描画手法の特徴と評価について-" 日本建築学会学術講演梗概集. 1998年度大会梗概集. 453-454 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 高梨 正彦, 鎌田 元弘, 宮澤 鉄蔵: "日本の近代・現代風景画にみる“農村らしさ"に関する研究-高次の美的感覚を持つ専門家の美的視点からみた『好ましい農村景観』-" 農村計画学会学術研究会要旨集. 1997年度要旨集. 201-204 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 高梨 正彦, 鎌田 元弘, 宮澤 鉄蔵: "日本の近代・現代風景画にみる“農村らしさ"に関する研究-専門家の美的視点からみた『好ましい農村景観』-" 日本建築学会学術講演(学術講演梗概集). 1997年度大会梗概集. 485-486 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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