研究課題/領域番号 |
09876086
|
研究種目 |
萌芽的研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用獣医学
|
研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
津田 修治 岩手大学, 農学部, 助教授 (60281953)
|
研究期間 (年度) |
1997
|
研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
|
配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
|
キーワード | コメット法 / 変異原性 / DNA損傷 / in vivo試験 / 動物多臓器 |
研究概要 |
1. 公衆衛生上の問題となっているいわゆる輸入果実のポストハーベスト(OPP、TBZ等)に臓器特異的な遺伝子毒性のあることを示した。 2. 膀胱に特異的に発癌性を示す、オルトアニシジン、パラクレシジンの膀胱特異的DNA損傷を検出した。 3. 結腸特異的発癌物質であるヒドラジン誘導体の結腸特異的DNA損傷を検出した。 4. 葉酸拮抗薬の(ピリメタミン)催奇形性の機序として胎児のDNA損傷を証明した。 5. カビ毒であるニバレノールの消化管特異的DNA損傷を証明した。 上記の研究はいずれも下記方法によった。 マウスに薬物を投与後、各種臓器を摘出し、ポッター型ホモジナイザーでホモジナイズし、遠心して核分画を得る。その核分画をスライドガラス上の3層のアガロースゲルの中層に包埋し、細胞溶解液で核様体にし、アルカリ溶液下で定電圧電気泳動をおこなう。ゲルを中和後、エチジウムブロマイドで染色し、た蛍光顕微鏡を用いコメット像の全長・核の直径を測定し、全長から核の直径を減じて移動度とし、DNA損傷の指標とした。
|