研究課題/領域番号 |
09877043
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
清水 不二雄 新潟大学, 医学部, 教授 (40012728)
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研究分担者 |
折笠 道昭 新潟大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (30185681)
河内 裕 新潟大学, 医学部, 助教授 (60242400)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 240E-1 / 細胞融合 / 8-アザグアニン / アミノプテリン / ウサギモノクローナル抗体 / ウサギ由来骨髄株細胞 / HATセレクション |
研究概要 |
Dr.Knightより分与を受けた8-アザグアニン耐性ウサギ由来骨髄腫株細胞240E-1細胞を親細胞として細胞融合を試みたが、240E-1細胞自体の問題が多く安定したモノクローナル抗体産生ハイブリドーマの樹立には至らなかった。昨年度、240E-1細胞と技術面でのいくつかの問題点を報告し、それに対応した改良点を考案した。細胞融合後、脾臓細胞より混入しハイブリドーマの増殖を抑制する線維芽細胞の除去は脾臓以外のB細胞の使用で解決できるものと思われる。また、融合後のアミノプテリンによるセレクションも、240E-1細胞の8-アザグアニンに対する耐性を強めることで解決できるものと思われる。しかしながら、ハイブリドーマの樹立に至らなかった最も大きな原因としては240E-1細胞自体が増殖速度が極めて遅く不安定であることが挙げられる。これは融合後のハイブリドーマの増殖速度が遅い原因であり、染色体の脱落による細胞の不安定化につながるものと考えられる。240E-1細胞の増殖の短縮化は困難である。240E-1細胞自体の染色体数の減少化ができれば増殖速度を速めることが可能と推察されるが、現時点では成功していない。 今回、期限内に研究を完成することができなかったが、ウサギのモノクローナル抗体はマウス系のそれに比較していくつかの点で優れた特性をもつことから、今回得られた結果を基盤として、240E-1細胞の改良と新たに親細胞の樹立を行うことも含めてさらに検討する予定である。
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