研究課題/領域番号 |
09877120
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 兵庫大学 (1998-1999) 昭和女子大学 (1997) |
研究代表者 |
鬼頭 昭三 兵庫大学, 附属研究所, 教授 (00010140)
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研究分担者 |
新郷 明子 兵庫大学, 附属研究所, 講師 (50309499)
仙波 純一 放送大学, 教養学部, 助教授 (30183429)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | estrogen / カイニン酸 / 海馬 / 大脳皮質 / cDNA library / shot-gun PCR / β-estradiol / differential hybridization / cloning |
研究概要 |
本研究では、大量のestrogenの慢性投与によって発現、または新たに出現した遺伝子をクローニングし、その生理学的意義を検討することを目的とした。estrogenという内因性のsex hormoneの大量投与が誘導する遺伝子を明らかにすることは、estrogenと脳機能の関連を考える上で重要である。 神経細胞毒として知られているカイニン酸もestrogenも共にラット脳内にIGF-1 mRNAの発現を促すことが従来の実験によって明らかにされている。そこでカイニン酸とestrogenのそれぞれの場合について検討を進めた。 Wistar系雄性6週齢ラットに、β-estradiol 1mg/kgを連続7日間腹腔内投与した。β-estradiol投与群及び非投与群(コントロール)の海馬及び大脳皮質よりmRNAを抽出し、cDNA libraryを作製した。probe DNAは投与群及び非投与群の各々のcDNA libraryよりshot-gun PCRで調製したものを用いた。投与群及び非投与群との間の比較はprobeの違いで選別され、screeningされるのは投与群のcDNAである。hybridizationは、non-radioactive methodで行った。また、カイニン酸投与ラットについては、2種の濃度のカイニン酸(6mg/kg、12mg/kg)を腹腔内に1回投与したラットを用いて、実験を進め、それぞれについて、いくつかのクローンを得た。 カイニン酸投与群からのクローンひとつからは、カイニン酸受容体とホモロジーの高い結果を、又、estradiol連続投与群からのクローンからは、estrogen受容体とホモロジーの高いものと、somatostatinとホモロジーの高いものを得た。 共に他にも配列未決定のクローンを得ている。
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