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悪性症候群患者におけるライアノジン受容体1の遺伝子突然変異の検索

研究課題

研究課題/領域番号 09877302
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関京都大学

研究代表者

森 健次郎  京都大学, 医学研究科, 教授 (20025620)

研究分担者 福田 和彦  京都大学, 医学研究科, 助教授 (90199224)
廣田 喜一  京都大学, 医学研究科, 助手 (00283606)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1997年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード悪性症候群 / 悪性高熱症 / リアノジンレセプタ / PCR / 突然変異
研究概要

研究結果に基づき、1989年の厚生省研究班の研究成果を考慮し、Levensonらが1985年に発表した診断基準を満たす悪性症候群と診断された患者を15名スクリーニングの対象とした。対照群として、関連疾患と考えられていてすでにRyR1の突然変異の報告が散見できる悪性高熱症患者、2名とと正常成人、2名を対象とした。
末梢血わずか100μclより赤血球の分離無しにgenomic DNAを分離する方法を確立した。分離量はPCR(polymerase cha nereaction)反応の鋳型として約100回分の量であった。
すでに公表されているヒトライアノジンレセプタータイプ1型(骨格筋型)(RyR1)の遺伝子構造を参考にしてPCR反応を行うためのデオキシリボヌクレオチドオリゴマー(oligoprimer)を設計した。今年度はすでに悪性高熱症の患者で遺伝子変異が報告されている領域を中心にhuman Ryr1の101個のexonの約75%をカバーするoligoprimerを設計した。
以上のgenomic DNAとoligoprimerを用いてPCR反応を行った。上記のoligoprimerの組み合わせのうち約70%より目的とするexonを含む領域を正しく増幅できたことが、PCR産物を単離し、制限酵素による切断またはDNA配列の決定を行ったことにより明らかになった。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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