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わが国の看護におけるスピリチャル・ニーズに対する宗教的アプローチの理論的基盤構築

研究課題

研究課題/領域番号 09877474
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 看護学
研究機関香川医科大学

研究代表者

大森 美津子  香川医科大学, 医学部, 助教授 (70251072)

研究分担者 小野 幸子  香川医科大学, 医学部, 助教授 (70204237)
研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードターミナルケア / スピリチャルニード / 宗教的ニード / 宗教的ケア / 仏教 / キリスト教 / 神道 / ビハーラ活動 / 死生感 / スピリチャル・ニード / 生老病死 / 死生観
研究概要

1.ビハーラ安芸に所属する僧侶1名、ビハーラ花の里病院に勤務している僧侶1名とこの病院でビハーラ活動を行っている「広島県北部会と三次活動の会」の会長に面接を行い、ビハーラ活動の実態について調査した。調査の内容は、ビハーラ活動のきっかけ、組織と運営、目的、対象の選定、活動の場・内容・頻度、活動の評価、今度の課題についてであった。
2.179名の一般の人々を対象とした宗教的なニーズとケアに関する意識調査をした結果、
(1)保健医療施設に入院または入所時に、宗教的な活動の場が必要と考えた者は3割弱であり、考えなかった者は3割弱であり、残りの約半数近くはわからないであり、
(2)必要に応じて関わることのできる宗教家がいて欲しいと考える者は約3割、考えない者は約2割であり、わからない者は約半数であった。
(3)宗教家に求めるケアの内容は「心のケア」「心の安らぎ」「死の受容」「専門的な教えや会話」などであった。
(4)予後不良の病気に罹患した時に宗教家の関わりを希望する者は約1.5割であった。
(5)信仰する宗教がある者の内、予後不良の病気に罹患した時に、宗教的活動を続けることを望む者は約6割であった。
詳細については報告書で報告する。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 小野 幸子: "臨床看護婦の終末期患者の宗教的ニーズとケアに関する実態 第3報:宗教的ケア上の不足と宗教家の参加について"香川医科大学看護学雑誌. 4巻1号. 3月発行予定 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 小野 幸子: "臨床看護婦の宗教的ニーズとケアに関する実態 -終末期患者の看護経験より-" 香川医科大学看護学雑誌. 3巻2号(3月発行予定). (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 大森美津子: "日本仏教における生老病死のとらえ方と宗教的活動-浄土真宗の僧侶2名の面接より-" 香川医科大学看護学雑誌. 2巻1号(3月発刊予定). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 大森美津子: "臨床看護婦の終末期患者の宗教的ニーズとケアに対する意識" 香川医科大学看護学雑誌. 2巻1号(3月発刊予定). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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