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現代企業の技術戦略と技術の社会的展開に対する技術史的・技術論的アプローチ

研究課題

研究課題/領域番号 09878013
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 科学技術史(含科学社会学・科学技術基礎論)
研究機関明治大学

研究代表者

佐野 正博  明治大学, 経営学部, 教授 (70206001)

研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード技術戦略 / 技術開発論 / 技術史 / 技術論 / パソコン / CPU技術 / OS開発戦略 / 企業研究 / 企業史 / 研究開発論 / 技術発展論 / 研究マネジメント / データベース / 現代技術 / 科学技術社会論
研究概要

「現代企業の技術戦略はどのようなことを考慮しながらどのような過程で決定されていくのか?」、「各企業の技術戦略の成功と失敗はどのような要因によるものなのか?」に関して、パーソナル・コンピューター関連企業における技術戦略に特に焦点を当てながら、実証的分析をおこなった。すなわち、各企業が競争優位の確保・販売数量の極大化を求めてデファクト・スタンダードの獲得に向けてどのような技術戦略をとっているのか、またそうした技術戦略の成功や失敗の技術的要因および社会的要因に関して実証的な分析をおこなった。
具体的には、パソコンのCPUの開発に関するインテルとモトローラとの技術戦略上の違い、米国のそれらリーディング・カンパニーの技術戦略に対抗してNECや富士通など日本のパソコン関連企業が取った技術戦略、パソコン開発に関するIBMとアップルの技術戦略の違い(アウトソーシング中心型技術開発戦略vs自社開発中心型技術開発戦略という視点からの考察を含む)、マイクロソフトのDOSやWindowsなどのOSに関する技術開発戦略およびそれに対抗するアップルのOS戦略(CPU技術やインターネット技術などの関連技術の発展との関連に関する考察を含む)、パソコンのマザーボードの中心的部品であるチップセットに関するインテルおよび対抗企業の技術戦略などに関する実証的分析をおこなった。
そして、そうした実証的分析データを基礎として現代企業の技術戦略および現代技術の展開過程における構造解明のための予備的考察をおこなった。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 佐野 正博: "トヨタのかんばん方式"『経営学への扉』白桃書房. 161-176 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 佐野 正博: "技術の技術的構成と技術発展" Iichiko. 第48号. 35-49 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 佐野 正博: "科学性・真理性・客観性" 相対主義と現代世界(青木書店). 204-229 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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