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マルチメディア表現における子どものシンボル操作能力に関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 09878035
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関新潟大学

研究代表者

生田 孝至  新潟大学, 教育人間科学部, 教授 (20018823)

研究分担者 松井 仁  新潟大学, 教育人間科学部, 助教授 (20251423)
研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードマルチメディア / メディア表現 / シンボル操作 / メデイア リテラシー
研究概要

本研究の最終年度にあたる平成10年度は、子どものマルチシンボル操作能力を彼らのメディアに対する先有知覚と固有の情報処理である認知スタイルとの関係で抽出し,その特徴を明らかにした。メディアに対する先有知覚の尺度を構成した後、マルチメディアを組み込んだ授業を単元レベルで設計し、その実施の後、子どもの先有知覚を測定することで、1)子どもに占有的なシンボル操作の特徴と個人差、2)シンボル操作と子どもの情報処理の相互作用、3)シンボル操作とメディアの先有知覚との関係を検討した。その結果、メディアに対する好意的態度の子どもはそうでない子どもに比べてメディア行動が広いこと、多メディアを駆使し多シンボル活動を行う子どもは情報収集メディアと情報発信メディアに対する態度は類似しているが、そうでない子どもは、発信メディアと受信メディアに対する態度に大きな違いがみられた。また、一般にメディアに対する好みとメディアに対する容易性は強い関係があるが、マルチメディアとしてのコンピュータは、好むメディアであるが困難度が高く、他のメディアとは異なることが示された。以上、本研究により、シンボル操作とメディア行動に関する基礎的知見を得ることができた。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 生田 孝至: "情報の受信と発信におけるメディアに対する子どもの先有知覚に関する研究" 新潟大学教育人間科学部紀要. 1・2. 133-150 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 後藤康志: "学習者特性を考慮したマルチメディア活用単元の開発" 教育学関連学協会連合第5回全国大会講演論文集. JECT No.2. 719-720 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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