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インターネット上の双方向操作型都市計画支援3Dシステムに関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09878080
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学
研究機関東京大学

研究代表者

岡部 篤行  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10114050)

研究分担者 奥貫 圭一  名古屋大学, 文学部, 助教授 (90272369)
大方 潤一郎  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (60152055)
研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードインターネット / 都市計画情報システム / 市民参加 / 3Dシステム
研究概要

この研究では,都市計画への市民参加を促進するために,市民がインターネットを通じて3次元データにアクセスし,かつこれを更新できる双方向操作型システムを構築することを目的としている。
インターネットを利用した都市計画情報システムは,都市計画への住民参加を促す上で大きな効果が期待される.そこで平成11年度では,平成10年度までの成果である,インターネット上の双方向型都市計画支援3Dシステムの構築を完成させ,その検証を行った.このシステムは,3次元画像作成言語VRML(Virtual Reality Modeling Language)とインターネット上で汎用性の高いプログラミング言語Javaとを用いて構築されている.このシステムを用いると,物理的に離れた場所にいる人が,インターネットを通じて,同じ空間を共有することができる.さらに,その空間内では,3次元幾何学形状の操作や外壁の色彩の変更を行うことができる.このシステムを通じて,例えば,インターネット上で,建築物の斜線制限や道路拡幅といった幾何学的な空間操作のシミュレーションを体験することができる.このシステムを簡単に検証を行ったところ,通信に関わる物的環境の整備が課題ではあるものの,十分利用に足るものであることが確認された.
将来的には,本研究で開発したシステムが洗練され,都市計画立案過程において,市民が物的計画を議論する際に利用される一つのツールとなっていくと期待している.

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 佐藤隆,岡部篤行,蒲池輝尚: "インターネット上の3次元仮想空間を利用した配置計画支援システムの研究"地理情報システム学会講演論文集. 8. 345-348 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 岡部篤行・佐藤 隆・大方潤一郎・奥貫圭一: "インターネット上の双方向操作型都市計画支援3Dシステムに関する基礎的研究" Discussion Paper,Department of Urban Engineering,University of Tokyo. 81. 1-4 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 奥貫圭一・岡部篤行ほか6名: "インターネットホームページを利用した都市計画情報システムの提案" 地理情報システム学会講演論文集. 5. 7-12 (1996)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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