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高速道路通行車両に対する早期地震警報システムの調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 09878081
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学
研究機関東京大学

研究代表者

山崎 文雄  東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (50220322)

研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1997年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード高速道路 / 走行車両 / 地震情報 / 事前通報システム / VICS / 地震計 / 通信メディア / ビ-コン
研究概要

本研究では,地震の横揺れが到着する前に,地震発生情報を高速道路走行中のドライバーに伝達する方法について最新の技術的検討を行い,どのような方法が可能かどうか,その実現性や限界を含めて検討した.地震発生を鉄道総合技術研究所が開発したUrEDAS的な方法で即時把握し,VICS(ビ-クル・インフォメーション・アンド・コミュニケーション・システム)を利用してドライバーに知らせることを第1候補としながらも,その他の方法,たとえば沿線の電光表示板を密に設置して伝達する方法や,他の通信メディア(たとえば携帯電話やポケベル)を利用する方法などについても考慮した.
その結果,現時点のVICSでは,装着率が低く,一部の車両にのみ地震発生を通報しても,都市部における事故や被害の低減にはつながらないであろうという結論になった.しかし,車両の自動運転区間などにおいての適用可能性は高く,また,東海地震の警報が発令された場合など,ラジオの受信を義務づけられるような状況においては,有望と考えられ,今後の研究を続けたいと考えている.

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 山崎文雄: "リアルタイム地震防災システムの現状と展望" 土木学会論文集. 577・I-41. 1-16 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 大西淳一, 山崎文雄, 田山 聡, 福田直三: "高速道路における地震動強さの関係" 第24回地震工学研究発表会講演論文集. 1289-1292 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 大西淳一, 山崎文雄, 田山 聡, 高野辰雄, 福田直三: "高速道路の地震被害と地震動強さの関係" 第2回都市直下地震総合シンポジウム論文集. 423-426 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Shimizu, F.Yamazaki: "Early Earthquake Warning System for City Gas Network" Proceedings of Discussion Special Technical Sossion on Earthquake Geotechnicul Engineering during 14th International Conference on Soil Mechanics and Foundation Engineering. 317-322 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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