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インターネットと移動体通信を利用して収集した環境情報をもとにした環境教育

研究課題

研究課題/領域番号 09878103
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 環境動態解析
研究機関作新学院女子短期大学

研究代表者

青木 章彦  作新学院女子短期大学, 共通科目, 助教授 (70291854)

研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1997年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードインターネット / 移動体通信 / 環境情報 / 環境教育 / ワールドスクールジャパン / ウォレアイ島 / ホームページ / ネットワーク
研究概要

ワールドスクールジャパンの活動を中心に、環境教育にインターネットと移動体通信をどう利用すれば効果的かを検討した。
1997年10月に高野孝子氏がミクロネシアのウォレアイ島に行った折りに、日本とウォレアイ間で電子メールのやり取りおよびチャットを行った様子をモニターした。参加校は、高野氏のウォレアイ訪問に備えて、6カ月前から準備を始めており、その6カ月の様々な直接体験が実際の通信に大いに役立ったことが判明した。
ワールドスクールジャパン参加校は1年間にわたり、パックテストを用いて酸性雨と身近な川の水質を調査した。その結果を、BBS上で情報交換した。BBS上ではタイムラグが生じ、全国に散らばった参加校同士でうまく情報が共有できないことが判明した。情報の共有という点では、インターネットのホームページが有効であった。
水の活動の発展として、河川公園ができる予定地の写真をホームページに登録して、日本各地及び世界各地のワールドスクール参加校に意見を募集したところ、日本からはもとより海外からのアクセスも多く、ホームページで画像を共有しながら、それぞれの参加校の直接体験をもとにして話し合うことが、大変有効であることが判明した。
以上のように、ネットワーク上でのやり取りは、参加校にとっては間接体験であり、そこに至るまでの直接体験が重要であることが重要であることが判明した。これまでの研究は通信環境に重点が置かれがちであったが、実は児童生徒の直接体験が重要であることを明らかにすることができた。
今後は、小中学生がアクセスしやすく利用し易いホームページの仕組みを検討する。特に、アニメーションなどの複雑な見栄えのする仕組みでなく、シンプルでより効果的なコンテンツのあり方を検討する。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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