研究課題/領域番号 |
09894005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
数学一般(含確率論・統計数学)
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
小野 寛晰 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (90055319)
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研究分担者 |
外山 芳人 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (00251968)
金子 守 筑波大学, 社会工学系, 教授 (40114061)
鈴木 信行 静岡大学, 理学部, 助教授 (60216421)
高野 道夫 新潟大学, 教育学部, 教授 (70126423)
古森 雄一 千葉大学, 理学部, 教授 (10022302)
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研究期間 (年度) |
1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1997年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 非標準論理 / 部分構造論理 / 知識の論理 / 項書換え系 / クリプキ意味論 |
研究概要 |
木研究は、非標準論理の研究を発展させていくために、国内および関連する海外の研究者との研究連絡を活性化することをその目的としている。具体的には、近い将来において「非標準論理と情報科学の論理的局面」に関する国際会議を開催するための企画およびそのための国内における研究体制の整備を目標とした。 この目標に対し、本研究ではつぎのことを行なった。 ・国際会議開催のための準備として、1997年秋にAustralian National University(ANU)の機械推論プロジェクト(ARP)のR.Gore博士が北陸先端科学技術大学院大学を訪問、また1998年1月には本研究のメンバーのうち3名がANUを訪問し、具体的な計画について検討をおこなった。その結果として、1999年に日本またはオーストラリアにおいて上記の会合を開催することとし、近くロシアの関連する研究者とも連絡をとり、組織委員会をスタートさせることとした。なお、この計画の一環として若手研究者の育成のためのサマースクール等の開催についても、今後検討していくこととした。 ・国内におけるこの分野の研究の活性化をはかるために、11月に静岡で数理論理学研究会を開催し、19の講演がおこなわれた。その成果を英文のプロシ-ディングスの形にまとめ、近く海外の研究者にも配布する予定である。 ・研究課題として当初の計画にあげたもののうち、とくにつぎの課題について成果が得られた。1)縮約規則をもたない論理の一般論(小野)、2)計算論的学習理論からのカテゴリ文法の研究(金沢)、3)直感主義様相論理(高野、小野)、4)知識の論理と信念の更新理論(金子)、5)述語論理の意味論(鈴木)、6)弱い含意論理の研究(鹿島)。
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