研究課題/領域番号 |
09894019
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
吉良 満夫 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40004452)
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研究分担者 |
岡崎 廉治 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (70011567)
櫻井 英樹 東京理科大学, 理工学部, 教授 (70025873)
松本 英之 群馬大学, 工学部, 教授 (90008467)
荻野 博 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00004292)
山本 嘉則 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60029519)
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研究期間 (年度) |
1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1997年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 有機ケイ素化学 / 国際会議 / 14族金属化学 |
研究概要 |
第12回有機ケイ素化学国際会議(ISOS)が平成11年(1999年)5月23日から28日の間に仙台国際センターで開催されることに決定している。ISOSは有機ケイ素化学に関する国際会議として最も歴史があり権威が高い。この会議の第7回会議は京都で熊田誠京大名誉教授を組織委員長として開催されたが、以来15年を経て再び日本での開催を望む声が高まり、平成8年、フランス(モンペリエ)で開催された第11回会議において正式決定されたものである。第12回会議は櫻井英樹教授(東京理科大学)を組織委員長としてすでに準備を進めているが、参加者500名を越える大きな国際会議であるので、多数の人々の協力なしには成功は望めない。本研究課題では内外の有機ケイ素化学の基礎および応用研究の現状と将来展望の調査し、この会議を成功させるための企画を目的としている。第12回国際会議は21世紀を直前にして開催されるので、21世紀のケイ素化学の進むべき道筋を展望する重要な会議になるはずである。また、ケイ素化学は従来、ゲルマニウム、スズ、鉛の化学とは独立した研究分野を形成してきた。しかし、14族金属の化学としてこれらは相互に強く関連しており、個々の元素の化学の単独のアプローチはもはや成立しないように思える。ゲルマニウム、スズ分野の研究者の積極的な参加を得て、14族金属化学として均整のとれた研究の発展、国際会議の再編成も視野に入れた企画調査を行った。本研究では平成9年11月に琵琶湖において研究連絡会議を開催し、情報交換した。また、研究分担者が分担課題に関連する研究領域の最近の成果を概括し、今後の研究の発展を展望した報告を取りまとめた。
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