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音響臨場感通信に関する先進的研究の調査

研究課題

研究課題/領域番号 09895008
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 情報通信工学
研究機関東北大学

研究代表者

曽根 敏夫  東北大学, 電気通信研究所, 教授 (50005245)

研究分担者 竹島 久志  仙台電波工業高等専門学校, 電子工学科, 講師 (80216887)
熊谷 正純  仙台電波工業高等専門学校, 電子工学科, 教授 (10044653)
高根 昭一  東北大学, 電気通信研究所, 助手 (90236240)
小澤 賢司  東北大学, 電気通信研究所, 助教授 (30204192)
鈴木 陽一  東北大学, 電気通信研究所, 助教授 (20143034)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード音響臨場感通信 / マルチモーダル知覚 / 高次ディスプレー / 高次符号化
研究概要

現時点までに,精密な音響臨場感通信を行うのに十分な技術は確立されていない.しかし,電気音響学の分野における人工現実感,建築音響分野における音場シミュレーション,心理音響学の分野における聴覚情景分析などに関する研究成果は,臨場感通信のための要素技術になり得ると考えられる.そこで,本研究では,音響学を背景としながらも専門分野が異なる研究者が共同して調査および討議することによって,現時点での技術の特徴と限界を把握することを目的とした.
本研究の特徴は,専門分野が異なる研究者が集うことである.そのため,十分な準備を行わずに全体会議を開催した場合には,議論が収束しない事態が想定された.そこで,まず,年度の上半期は,研究代表者の曽根を中心として東北大学電気通信研究所に所属する研究者がホスト役となり,各研究者からそれぞれの分野における最新の技術情報を収集することに努めた.この情報収集の過程で,各研究者が,次のステップに進むために必要とする技術が明らかとなってきた.その結果,研究分担者に含まれていなかった,マルチモダリティなどを専門分野とする研究者を交えて議論することが必要であると結論された.
上半期の議論を経て,全体会議を1997年11月4〜6日の3日間にわたって,公開シンポジウム形式で開催した.全体会議は,以下に示す5つのセッションから構成され,研究分担者を含む21名による講演と,引き続いての討論が行われた.
1.臨場感通信システム-現在,そして未来へ-
2.マルチモーダル知覚と臨場感通信
3.高次符号化と通信技術
4.視覚・聴覚における場の知覚
5.高次ディスプレーの現状と未来
この全体会議を通じて,各研究者が持つ現状技術の欠点を,他分野の研究者が持つ技術により補完あるいは代行することの可能性と,具体的に音響臨場感システムを構築することの可能性が示された.

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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