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硫黄共存下における炭化鉄の安定的生成と生成速度の調査

研究課題

研究課題/領域番号 09895015
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 金属生産工学
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

井口 義章  名古屋工業大学, 工学部, 教授 (00023268)

研究分担者 林 昭二  名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (40024351)
碓井 建夫  大阪大学, 工学研究所, 教授 (90029348)
八木 順一郎  東北大学, 素材工学研究所, 教授 (20006050)
村山 武昭  九州大学, 工学部, 教授 (40112312)
石井 邦宣  北海道大学, 工学研究科, 教授 (00001214)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1997年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワード炭化鉄 / 炭化速度式 / 熱力学的安定性 / 硫黄 / 炭素折出 / 反応プロセス
研究概要

これまでに3回の会議を開催し、づきの成果を得た。
I.研究内容の検討と課題の探索1)炭化鉄の熱力学:準安定相である炭化鉄の熱力学的研究は少ない。熱力学データ・計算ソフト、数値計算ソフトを購入し、炭化鉄の生成条件を検討した。セメンタイト□相、過炭化鉄□相ともにより正確なデータの測定が必要であるとの結論に達した。2)硫黄の炭化鉄安定化作用とその機構:硫黄の活量、反応ガス種と組成、温度、反応時間について発現機構と効果のさらなる研究が必要である。3)硫黄以外の炭化鉄安定化作用の研究:硫黄と同族の酸素、鋳鉄においてセメンタイトを安定化させる窒素、マンガンについて、炭化鉄安定化作用を研究する。特に、酸素は鉄に対する有害作用がないため研究が期待される。4)炭化鉄生成速度の定式化:既往の浸炭速度、炭素折出速度を調査・討論し、炭化鉄生成反応速度の定式化のために必要な研究項目を探索した。5)炭化鉄の核生成と政調機構解明:炭化鉄の構造は、拡散等について文献調査して、機構解明が必要との結論に達した。6)流動層、移動層による炭化鉄生成プロセス:粉鉄鉱石の流動層、移動層還元プロセスにおける、固着、粉化等が問題となる。これについての研究が必要である。
II.平成10年度文部省特定領域研究(B)の申請「地球環境共生型新素材としての炭化鉄の科学と工学」の題目で平成9年12月2日文部省に提出した。
III.平成11年度文部省特定領域研究(B)の申請準備特定領域研究(B)の採釈が全体で少数であるので、平成10年度申請書を基にさらに検討を深め、平成11年度申請書を作成した。
IV.国際会議での研究成果の発表平成10年3月22〜25日にカナダ国トロント市で開催される第2回世界性鉄会議で他国の研究発表内容を調査し、同時に我々の成果を発表の予定である。
V.特許情報調査炭化鉄関連の特許情報を国内外に渡り調査した。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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