研究課題/領域番号 |
09895020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
高分子合成
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
前田 瑞夫 九州大学, 工学部, 教授 (10165657)
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研究分担者 |
山下 俊 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (70210416)
相田 卓三 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00167769)
長崎 幸夫 東京理科大学, 基礎工学部, 講師 (90198309)
西村 紳一郎 北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00183898)
高橋 保 北海道大学, 触媒化学研究センター, 教授 (30163273)
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研究期間 (年度) |
1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1997年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 多糖類 / タンパク質 / 核酸 / 脂質 / 高分子 / 遺伝子 / 生命機能 / 生体材料 |
研究概要 |
近年、世界における材料研究の大きな流れとして、より高次な生体機能が注目されるようになってきた。一方、物性の優れた高分子材料をどのようにして生体内で働かせるのかということも重要な課題となりつつある。この様な趨勢を踏まえ、本企画調査研究では、高分子材料の機能発言と生体親和性、あるいは生体内輸送を軸に、生体分子と親和性のある新しい高分子(高分子複合体)を合成し、生体におけるその作用機構を高分子化学に基づく分子レベルで研究することを目的とした。 このため、異なる分野の専門的知見に基づく研究討論を促進し、異なる高分子および生体分子を扱う研究者間の情報交換を円滑に進めるべく、以下の活動を行った。 (1)本企画調査研究の公開シンポジウムを開催して、生体基盤材料の今後の研究の方向性について議論を行い、お互いの理解を深めた。 (2)インターネット上にメイリンググループを結成し、電子メイルを用いて研究分担者間の遠隔討諭を繰り返し行うことにより、分子レベルで生体系を理解するための方法論について研究した。 (3)特定領域研究の申講のための準備委員会を11回行った。 (4)研究成果報告書を作成し、分担者それぞれの研究方法と成果を公表した。 これらの活動を通じて研究方法に関するコンセンサスを構築し、これを取りまとめて平成10年度発足・科学研究費「特定領域研究(B)」に領域申請を行った。
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