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未利用および残廃バイオマス資源の有効利用に関する企画調査

研究課題

研究課題/領域番号 09896006
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 生物資源科学
研究機関京都大学

研究代表者

坂 志朗  京都大学, エネルギー科学研究科, 教授 (50205697)

研究分担者 上田 一義  横浜国立大学, 工学部, 助教授 (40223458)
林 勇夫  京都大学, 農学研究科, 教授 (70026540)
野渕 正  京都大学, 農学研究科, 助教授 (50026499)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1997年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
キーワードバイオマス資源 / 未利用資源 / 残廃資源 / プラスチック資源 / 企画調査 / 熱帯雨林 / 陸地バイオマス / 海洋バイオマス
研究概要

植物バイオマス(以後バイオマスと呼ぶ)は計画的な利用を心がけなければ持続可能であり、再生産可能なエネルギー源である。さらにバイオマスは硫黄分がほとんど無く、燃料としてクリーンであり、なによりも地球の炭素バランスを崩さず、地球温暖化の抑制に役立ち、酸性雨の問題をもクリアし得るものである。このような恵み多い資源でありながら、有効利用されずに廃棄されている間伐材、廃材などの林産廃棄物、もみ殻やトウモロコシの茎葉などの農産廃棄物、未利用の海藻やエビ殻、カニ殻などの水産廃棄物および廃油や廃プラスチック類などの都市廃棄物等が地球上で多く存在し、これらの有効的・効果的活用が望まれる。そこで本調査では、バイオマスおよび合成高分子を専門とする研究者により、今後エネルギー源としてまた化学変換材料として利用し得る、陸地および海洋バイオマス資源とその廃棄物(都市ごみも含む)について、地球規模での調査を行った。すなわち、本企画調査は、陸地バイオマス資源では、アマゾン河流域での熱帯雨林を訪れ、自然林のみならずプランテーションについて調査し、循環型バイオマス資源の未利用状況やエネルギー化及び有用資源化のブラジル国内での試みについて、資料の収集・調査をおこなった。さらに東南アジア、米国コットンベルと及びオーストラリアなどのバイオマス資源について詳細な調査をおこなった。さらに4回の会合を開き、文献調査などをもとに集中した討論・調査を行った。また、世界各地の研究協力者とも討論・情報交換を行い、将来の国際共同研究に発展させていくための具体的な研究テーマにまとめあげることを試みた。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 坂 志朗: "エコマテリアルとしての木質材料" 材料. 47(3)(1998年3月掲載予定). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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