研究課題/領域番号 |
09897017
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
内山 卓 京都大学, ウイルス研究所, 教授 (80151900)
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研究分担者 |
小柳 義夫 東京医科歯科大学, 医学部, 助教授 (80215417)
速水 正憲 京都大学, ウイルス研究所, 教授 (40072946)
松下 修三 熊本大学, エイズ学研究センター, 教授 (00199788)
永井 美之 東京大学, 医科学研究所, 教授 (20022874)
服部 俊夫 京都大学, ウイルス研究所, 助教授 (30172935)
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研究期間 (年度) |
1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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キーワード | エイズ / HIV / ケモカイン / CTL / 抗HIV剤 / HIV複製 / 宿主因子 |
研究概要 |
平成10年度特定領域研究(A)「エイズ制御のための基礎研究」発足に向けて、国内外のエイズの基礎研究の動向を調査し、現在の研究の課題、問題点、今後の研究の在り方を討論した。具体的には、予定計画研究班員を中心に班会議を開催して、研究推進のために重要な関連テーマ(ケモカイン、アポトーシス、蛋白の高次構造解析法)の講演を聞くとともに、HIV複製と宿主因子、HIV感染症の病態と免疫、エイズの予防・制御に関する現在の研究の問題点と今後の研究の方向、重点研究課題を討論した。特に、HIV複製の素過程、即ち、ウイルスの細胞接着、侵入、逆転写、組み込み、発現、発芽、成熟に関与する宿主因子、ケモカインとそのレセプター、HIV特異的CTL、有効な粘膜免疫の誘導、新しい抗HIV剤の開発、HIVの薬剤耐性機構とその克服、のそれぞれについて今後の「エイズ制御のための基礎研究」推進に向けた熱心な討論を行った。また、研究組織の在り方、他の省庁のエイズ関連研究との共同研究の在り方、エイズ診療に携わっている臨床家との共同研究の方法についても議論した。
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