研究課題/領域番号 |
09898020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
田中 正之 東北大学, 理学部, 教授 (90004340)
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研究分担者 |
富永 健 東京大学, 名誉教授 (50011531)
河村 公隆 北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (70201449)
岩坂 恭信 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (20022709)
中澤 高清 東北大学, 理学部, 教授 (30108451)
近藤 豊 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (20110752)
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研究期間 (年度) |
1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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キーワード | 対流圏 / オゾン / エアロゾル / 温室効果気体 / ハロゲン / 物質循環 / 地球環境 |
研究概要 |
各種大気微量成分の対流圏における大気化学過程と収支を明らかにして、現在起こっている大気組成の変動を理解すると共に、将来起こるであろう変動を正確に予測するための科学的基礎を確立することが強く求められている。対象となる物質・化学種は大きく分けて反応性気体、温室効果気体、エアロゾルの3つであり、それぞれのカテゴリーに属する物質の地球規模循環を、カテゴリー間の相互作用も含めて研究する必要がある。本基盤研究では、平成10年度にスタートする特定領域研究「対流圏化学グローバルダイナミクス」の中核をなす4研究項目、すなわち(A)対流圏化学とオゾンの収支、(B)温室効果気体の変動と循環のダイナミクス、(C)アジア・太平洋域でのエアロゾルの変動と放射への影響、(D)対流圏におけるハロゲンの化学と循環、の各々について具体的かつ実効的な研究計画を企画立案した。また、グローバルな視点に立った物質循環の全体像を定量的に把握するために必要な観測のあり方、データの同化、モデリング等についても検討を行った。さらに、全体会議を1997年11月と1998年2月に開催し、領域研究としての立場から各グループの研究計画を検討し必要な修正を加えると共に、航空機等の観測手段の共同利用、各グループの観測データの共同利用、モデルの共同開発や相互比較、等々について全体計画を立案した。
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