研究課題/領域番号 |
09CE2002
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研究種目 |
特別推進研究(COE)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
西村 和雄 京都大学, 経済研究所, 教授 (60145654)
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研究分担者 |
岡田 章 京都大学, 経済研究所, 教授 (90152298)
藤田 昌久 京都大学, 経済研究所, 教授 (90281112)
佐和 隆光 京都大学, 経済研究所, 教授 (80012128)
新後閑 禎 (新後 閑禎) 京都大学, 経済研究所, 教授 (40242135)
今井 晴雄 京都大学, 経済研究所, 教授 (10144396)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
382,750千円 (直接経費: 358,450千円、間接経費: 24,300千円)
2003年度: 54,600千円 (直接経費: 42,000千円、間接経費: 12,600千円)
2002年度: 50,700千円 (直接経費: 39,000千円、間接経費: 11,700千円)
2001年度: 57,450千円 (直接経費: 57,450千円)
2000年度: 55,000千円 (直接経費: 55,000千円)
1999年度: 55,000千円 (直接経費: 55,000千円)
1998年度: 55,000千円 (直接経費: 55,000千円)
1997年度: 55,000千円 (直接経費: 55,000千円)
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キーワード | 複雑系 / 非線形動学 / カオス / 景気循環 / 自己組織化 / ゲーム / 計量経済学 / 都市 |
研究概要 |
国内外の研究者とCOEメンバーの研究体制を作ることで、共同研究を行った。 5年目には、学際的国際シンポジウム「Interdisciplinary Symposium on the Science of Complexity」を東京で開催し、経済、物理、生物、数学、工学の各分野の第一線の研究者を招いて、複雑系に関する研究成果を紹介し、当拠点の3人のメンバーが、研究の成果を報告した。 英文誌の特集号をいくつか編集し、日本語では、『数理科学』にリレー連載の形でCOEメンバーが研究発表を行った。 マクロ動学研究班では、国内の研究者による研究会に加え、西村がウイーン大学のDockner、ニューヨーク大学のBenhabib、コーネル大学のMitraとの共同研究を行ってきた。西村は、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ、香港、台湾で国際学会に招待され、研究発表を行った。西村は、Optimization and ChaosをSpringer社から出版し、さらに、The Japanese Economic Review、Journal of Economic Theory、Journal of Difference Equation and Applicationsの特集号を編集した。 地域経済研究班では、複雑系空間経済学における基礎理論構築し、成果を英文論文として国際誌に発表するとともに、藤田が教科書としてまとめたものが、現在、世界的に最も採用されている。 ゲーム研究班では、複雑系としての経済システムを、制度、市場、組織、個人の間の戦略的相互依存関係の観点からとらえ、その動学メカニズムの基本原理を考察した。人間の意思決定、認知と限定合理性、協力、組織形成、進化と学習、オークションと交渉の実験、地球環境問題における国際制度デザイン、などが主な研究成果である。 非線型計量分析班では、主に解析方法の開発およびその理論的性質の解明について研究を進めた。これらは地球環境に関するデータ、都市地域経済学に関するデータの実証分析においても有用な解析手法を提供すると期待される。
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