研究課題/領域番号 |
09CE2005
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研究種目 |
特別推進研究(COE)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
川合 知二 (川合 友二) 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (20092546)
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研究分担者 |
岩崎 裕 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00029901)
谷村 克己 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00135328)
弘津 禎彦 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (70016525)
吉田 博 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (30133929)
朝日 一 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (90192947)
新原 晧一 (新原 晤一 / 新原 皓一) 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (40005939)
坂田 祥光 (坂田 禎光) 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (60029874)
権田 俊一 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (70175347)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
2,357,900千円 (直接経費: 2,261,000千円、間接経費: 96,900千円)
2003年度: 263,900千円 (直接経費: 203,000千円、間接経費: 60,900千円)
2002年度: 156,000千円 (直接経費: 120,000千円、間接経費: 36,000千円)
2001年度: 478,000千円 (直接経費: 478,000千円)
2000年度: 380,000千円 (直接経費: 380,000千円)
1999年度: 540,000千円 (直接経費: 540,000千円)
1998年度: 350,000千円 (直接経費: 350,000千円)
1997年度: 190,000千円 (直接経費: 190,000千円)
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キーワード | 生体指向センサ・メモリ / 超五感センサ / 脳型メモリ / エネルギー・環境調和材料 / 人工光合成材料 / 分子 / 蛋白質結合系 / 極微プロセッシング / 原子・分子・ナノ材料 / 機能調和材料 / 原子・分子プロセッシング / 生体指向デバイス / エネルギー変換材料 / ナノ加工 / ナノ計測 / 機能調和型センサ・メモリ / マテリアルデザイン / 原子分子プロセス / 人口格子材料 / 光エネルギー変換システム / ナノ材料 / コンピューター支援材料設計 / 人工格子材料 / コンピュータ支援材料設計 |
研究概要 |
1.生体指向高感度センサ・メモリ材料:生体の持つ五感(味覚、触覚、視覚、聴覚など)は、外界の刺激に応答する機能とそれを電気信号などに変換する機能.などの調和によってできあがっている。これら生体の五感を越える感度を持ち、かつ、多機能でフレキシブルな人エセンサ開発で成果を得た。 2.エネルギー・環境調和材料:21世紀の環境・食糧問題を解決するためのひとつの方策として、人工光合成材料の開発を行った。光合成材料は、光吸収、電子伝達、酸化還元反応などの機能が組み合わされ、調和することによって生まれる見事な"人と環境に優しい高次機能調和材料"である。このため、新規なドナー・アクセプター連結化合物を設計・合成し、電子移動過程におけるエネルギー損失を極少に制御するとともに、それらを金属表面に単分子膜化させて光合成類似機能をもたせる研究で成果を得た。 3.極微プロセッシング:分子線エピタキシー、レーザーMBEなどの手法を用いて、原子分子層の積層やナノ領域結晶成長の技術を開発し、これを用いて、半導体、有機物、金属機能調和超構造の形成プロセスヘの適用に関して成果を得た。 4.医療・高齢化用ナノ材料:生体適合性のある機能調和材料として、ナノコンポジット化した人工骨の形成など、ナノスケールで機械的特性と化学的機能を調和させた材料を創成した。 5.コンピュータ支援材料設計:従来の材料設計過程を再検討し、設計支援システムの概念設計を行い、設計知識の知識ベース化をおこなった。知的なンタフェースを設計し、第一原理からの設計支援システムを構築する研究を行った。第一原理からの量子シミュレーションにより、高次機能調和材料の物性予測と機能目的達成のためのガイドラインの発見をおこない、これらに立脚したマテリアルデザインで成果を得た。
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