研究課題/領域番号 |
09F09344
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
内匠 透 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授
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研究分担者 |
AKANMUMOSES ATANDA 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 外国人特別研究員
AKANMU Moses Atanda 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 外国人特別研究員
AKANMU MOSES ATANDA 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2011年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2010年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2009年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 蜂蜜 / 抗酸化作用 / 神経保護作用 / 概日リズム / 睡眠覚醒 / 抗ストレス作用 |
研究概要 |
蜂蜜は植物の花蜜や植物甘味分泌物に由来する天然の甘味料である。蜂蜜は食品に容易に添加することができ、これまでに、蜂蜜に含まれるポリフェーノールやその他の天然化合物に起因する健康増進作用が報告されている。これら蜂蜜における天然成分の構成組成や抗酸化作用・神経保護作用は、それらの由来元である植物の種類や地理学的な位置に依存すると考えられる。そこで本研究では、ナイジェリアにおける産地の異なる3種の蜂蜜および日本産蜂蜜の抗酸化作用、神経保護作用、概日リズム、睡眠覚醒、抗ストレス作用に及ぼす影響を検討した。 蜂蜜のDPPHラジカル消去能に関しては、蜂蜜サンプルにおいて抗酸化作用が見られた。蜂蜜の神経保護作用および細胞増殖作用に関しては、ほとんどの蜂蜜は低濃度にて、血清非存在下(TIP:transferin,insulin,progesterone添加および非添加時)における細胞増殖作用を示した。蜂蜜の概日リズムに対する作用では、各蜂蜜サンプル(1,0.5%v/v)ではコントロールに比べRat-1細胞におけるper2プロモーター活性の位相変化が見られた。蜂蜜の抗ストレス作用では、各蜂蜜サンプル投与群では、拘束ストレスによるcorticosteroneレベルにおいて、精神安定剤であるdiazepamと同様の作用を示した。また、いくつかの蜂蜜サンプルにおいて、視床下部での拘束ストレスにより上昇する5-HTの抑制作用が見られた。蜂蜜の睡眠覚醒に対する作用においては、現在EEGデータを解析中である。以上のことから、蜂蜜は脳における中枢効果を有しており、それらはその産地によって異なることが示唆された。
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