研究課題/領域番号 |
09F09349
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
宮田 直樹 名古屋市立大学, 大学院・薬学研究科, 教授
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研究分担者 |
AHMEDABDELRAHEEM AbeerAbd-ElraheemElkady 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 外国人特別研究員
KHAN Mohammed Naseer Ahmed 名古屋市立大学, 大学院・薬学研究科, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2011年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2010年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2009年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | エジプト / HBV / 肝炎ウイルス / リツキシマブ / 血液疾患 / COHP / Sirtuin / ヒストン脱アセチル化酵素 / SIRT2 / 神経変性疾患 / 阻害薬 / 分子設計 / 合成 |
研究概要 |
今年度は外国人特別研究員自身が、10月初旬に2週間エジプトを訪問し、研究協力施設であるSouth Valry University, South Egypt Cancer Instituation, Assuit University, Sohag Faculty of Medicine Hospital, Sohag Universityにおいて、血液疾患を対象に、書面上で同意が得られた患者から血清と臨床データを収集し、HBV関連マーカーを測定、HBV-DNA陽性例に関してはウイルス遺伝子解析を行い、昨年度迄に既に測定を終えた結果も加えて以下の通りの解析結果となった。 1.エジプトアシュートがんセンターを中心としたコホートにおいて、高リスク群である血液疾患におけるHBV既往感染は、日本人と同等であった(54/165,32.7%)。 2.HBsAg陰性、HBc抗体陽性のいわゆるHBV既往感染者54人の血清からDNAを抽出し、潜在性HBV感染の有無を検討した。13人がPCR陽性(24.1%)で、6人のHBV全塩基配列が決定できた。 3.6例に関して全例エジプトに多いgenotype D1であり、5例においてS領域に複数のエスケープ変異を認めた。現在、変異クローンを作成、in vitroで検証中である。 これら研究成果は現在2つの論文に投稿を予定しており、帰国後も共同研究を継続していく予定である。
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