研究課題/領域番号 |
09F09607
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
ナノ材料・ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
小林 尚俊 独立行政法人物質・材料研究機構, 生体機能材料ユニット, グループリーダー
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研究分担者 |
TIWARI Ashutosh (独)物質・材料研究機構, 生体機能材料ユニット, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2011年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2010年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2009年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | ナバイオリアクター / バイオセンサー / ジッパー構造様構造 / 上限臨界溶液 / コアシェル構造 / 上限臨界溶液温度 / コアシェル構 / コアシェル構造体 |
研究概要 |
ナノ・バイオリアクターは、非常に感度が高く選択的かつ高性能なバイオセンサリのための広範なツールとなる。本提案では、ユニークな「ジッパー」構造を構築することで可逆的に逆転的に反応することができる次世代バイオセンサーを設計し、その動作確認を目的とする。ジッパー構造を構築するのに、ドナーとして(ポリ(2-アクリルアミド-2-メチルプロパン・スルホン酸)の分枝と受容体としてポリ(アクリルアミド)のような分岐からなる分子設計とする。この相補鎖は、上限臨界溶液温度以下では化学量論的に受容体-ドナー相互作用を誘起し収縮を起こす一方、上限臨界溶液温度以上では、受容体-ドナー相互作用が阻害されるためにゲル全体は膨潤する結果がえられると考えられる。この受容体-ドナー相互作用は温度依存的に制御できるため、本研究では、コアシェル型のナノリアクターのコア部分に酵素、相補的DNA、抗原などを配置することで温度変化に応じたナノバイオリアクターを設計し、高選択的高感度な新規バイオリアクターの創製を行う。本年度は、PEDOTとPSSNaとのナノコンポジットゲルに関する応答性に関して電気化学的な応答性を検討するとともにバイオセンサーの応用を考慮してその細胞毒性の評価を行い、良好な結果が得られた。
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