研究課題/領域番号 |
09J02625
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
河野 明日香 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 助教
|
研究期間 (年度) |
2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2009年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
|
キーワード | 中央アジア / 地域コミュニティ / 社会開発 / 域内教育協力 / 質的調査 |
研究概要 |
本研究は、独立後の中央アジア諸国において、新国家建設の基盤として位置付けられている地域コミュニティについて、人々の地域コミュニティ観を民族的・国家的観点から分類し、中央アジア域内における教育協力への活用可能性を探るものである。研究対象国としては、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタンの中央アジア5カ国を取り上げ、フィールドワークおよび調査結果の分析を行った。 研究方法には、文献分析と合わせ、インタビューや参与観察などの質的調査を採用し、特に、「地域【I】-多様な民族が混合して居住する地域、地域【II】-主に、ウズベクやタジク系の定住民が居住する地域、地域【III】-主に、カザフ、キルギス、トルクメンなどの遊牧民が居住する地域」の分析枠組みを設定し、調査を実施した。これらの地域【I】、【II】、【III】における地域住民のコミュニティ観を明確にし、それが地域コミュニティでの住民の教育・文化政策受容や社会開発にどのような影響を及ぼしているかについて検討を行った。 21年度は、ウズベキスタンとタジキスタンの地域コミュニティの運営委員会や同委員会から紹介された家庭において聞き取り調査を実施し、調査結果の整理・分析を行った。それと並行して、コミュニティ内での活動や行事の参与観察を行った。これにより、より自然な住民のコミュニティ観と政策受容実態を把握することができた。 最終的に、ウズベキスタンおよびタジキスタンでの世帯間、都市内、各国内比較によって得られた結果に基づき、2カ国の中央アジア域内比較を行う端緒を得ることができた。なお、この現地調査においては、これまでの各国での調査で培った国際的人的ネットワークを活用し、スムーズかつ安全に調査を進めることができた。
|