研究概要 |
平成23年度の研究計画は以下のであった. 1.前年度に行った,人工筋肉,人工皮膚を用いた人間の身体器官運動を模したユーザインタフェースの研究開発の改良,機能追加,対外発表. 2.柔軟物と柔軟物の衝突の際の形状変化や,生成される音響のシミュレーションに取り組み,柔軟物の形状変化,音響生成をモデル化する. 本年度は,昨年度と同様,人工筋肉・人工皮膚を用いた触覚インタフェースを開発するにあたり,人間の発する触覚的な生音響を情報チャンネルとして利用したユーザインタフェースの研究に従事した.昨年度は,柔軟物と柔軟物との接触により発生する音響により情報伝達を実現する拍手に着目し,人工皮膚,空気圧駆動アクチュエータを用い人間の手部を模した情報提示機器の問題点の改善に務めた.本年度は,昨年度改良した機器の継続的な改良に加え,機能の追加と本成果物の対外発表に務めた.研究実施状況は以下の4点である. ・人工皮膚を用いた人間の手部を模した外観動作のユーザインタフェースの改良. ・手部の身体動作を実現する制御プログラムの改良,遠隔操作システム等の機能の追加. ・学会,シンポジウムにおいて,本インタフェースを用いた利用調査. ・論文執筆,様々なメディアを通した対外発表. 本年度の目標であった,本インタフェースが生成する音響の分析,ユーザへの評価実験,柔軟物と柔軟物との接触により生成される音響のモデル化は未だ手つかずの状況である.引き続き,博士論文執筆に当たりこれらの研究活動に取り組む予定である.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現在まで,学会,シンポジウムにおける,本インタフェースを用いた利用調査や,論文執筆,様々なメディアを通した対外発表としての研究成果をあげられているため.
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今後の研究の推進方策 |
現在まで,柔軟物と柔軟物との接触により発生する音響により情報伝達を実現する拍手に着目し,人工皮膚,空気圧駆動アクチュエータを用い人間の手部を模した情報提示機器の開発を実現しているが,本研究の目的とする,本インタフェースが生成する音響の分析・ユーザへの評価実験柔軟物と桑軟物との接触により生成される音響のモデル化は未だ手つかずの状況である.今後はこれらの研究活動に従事することで,人間の身体における柔軟物としての肉の特性を用いた情報入出力手法に関する要素の有用性と新規性の提示,モデル化に取り組む.
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