研究課題/領域番号 |
09J08325
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山内 星子 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 特別研究員DC2
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2010年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2009年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 感情特性 / 世代間伝達 / 感情会話 / 親子関係 / パペットインタビュー |
研究概要 |
研究1「親の感情特性に関する青年の認知・価値づけが青年の感情特性に与える影響」本研究に使用する予定である感情特性尺度の信頼性、妥当性を再度確認するため、再分析を行った。本年度は、その結果を発達心理学研究へ投稿、採択された。 研究2「親・教師評定による幼児の感情特性尺度の開発」本研究の目的は、親や教師によって幼児の感情特性を評定可能な尺度の開発である。尺度項目を作成するために、幼児を子に持つ親19名に対して自由記述形式の質問紙調査を行った。得られた自由記述の回答を集計し、KJ法を用いて記述を整理した。KJ法によって整理した記述から5感情の感情特性を測定するための項目を作成した(喜び10項目、怒り11項目、不安13項目、恥10項目、悲しみ11項目、計55項目)。その後、臨床心理学の教員、発達心理学の教員2名、保育園教諭(経験5年程度1名、15年以上1名)による妥当性の検討を経て、表現や問い方を改めた。続いて116名の幼児の母親に調査を行い、39項目から成る尺度を開発した。本年度は、その結果をASEAN Regional Union of Psychological Societiesにて発表した。 研究3「感情会話を媒介した感情特性の世代間伝達に関する縦断的検討」昨年度、研究3の準備としての研究2を進めると同時に、先行研究のレビューを行った。パペットインタビューを使用した研究、縦断的手法を用いた研究、母子相互作用をとらえた研究などを参考に、使用するパペット、道具(積み木)、パペットインタビューに使用するエピソード、母子相互作用に使用する紙芝居のストーリー(4話)、について詳細な検討を行い、具体的なプロトコルを決定した。約60組の母子について調査をするとともに、2組の結果を詳細に分析し、論文化した。本年度は、抽出した2組以外の分析を進めるとともに、論文の結果をまとめなおして博士論文とした。
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