研究課題/領域番号 |
10041014
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
佐々木 瑞枝 横浜国立大学, 留学生センター, 教授 (20205868)
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研究分担者 |
任都栗 新 東京学芸大学, 留学生センター, 助教授 (70208255)
門倉 正美 横浜国立大学, 留学生センター, 教授 (80127753)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
2000年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1998年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 日本事情 / CD-ROM教材 / ゴミ問題 / 携帯電話 / 自動販売機 / ウェブサイト・データ バンク / 短期留学生 / 留学生前予備教育 / 留学前予備教育 / 短期留学 |
研究概要 |
本研究は、短期留学を効果的に推進するために、海外にいる短期留学希望者が留学前に日本社会についての情報をマルチメディア教材によって学習できるシステム構築を目的とし、そのための中心的な教材である「日本事情」CD-ROM教材の開発を行なった。 1998年度には、「ゴミ問題」「住宅事情」「カード社会」をテーマとしたCD-RORM教材の試行版をオセアニアの諸大学でプレゼンテーションし、当地の教員・学習者から多くの参考意見をきくことができた。 そうした海外でのフィードバックや国内教育機関での試行経験をふまえて、1999年度には、「女性の地位の変化」「教育制度」「生涯学習とボランティア」「地震大国日本」というテーマで、また2000年度には、「携帯電話」「モノ(自販機・弁当・100円商品・抗菌グッズ・キャラクターグッズ)から見た日本社会」を題材としてそれぞれCD-ROM教材を作成した。 1998年度、1999年度はIntelligent Padによってマルチメディア化したため、閲覧には特殊なソフトが必要であり、たしょう使い勝手が悪かった。そこで、2000年度はHTMLによって作成して閲覧操作を簡便化した。これによって、将来的には、これまでに開発した教材内容をウェブ・サイトにおける「日本事情」についてのマルチメディア・データとしてデータバンクに蓄積し、広く世界中の日本語学習者・教員の利用に供するとともに、改善にむけてのフィードバックを得ることもできるようになった。
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