研究課題/領域番号 |
10041043
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 国立教育研究所 |
研究代表者 |
下野 洋 国立教育研究所, 科学教育研究センター, センター長 (30142631)
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研究分担者 |
松原 静郎 国立教育研研究所, 科学教育研究センター, 室長 (50132692)
鳩貝 太郎 国立教育研研究所, 科学教育研究センター, 室長 (10280512)
猿田 祐嗣 国立教育研研究所, 科学教育研究センター, 室長 (70178820)
市川 智史 滋賀大学, 教育学部, 助教授 (60274271)
磯崎 哲夫 広島大学, 教育学部, 助教授 (90243534)
GOTO Masakazu National Institute of Educational Research, Science Education Center, Chief Researcher of Earth Science Education Division (40311138)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
10,800千円 (直接経費: 10,800千円)
1999年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
1998年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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キーワード | 野外学習 / 中・高等学校 / 環境学習 / カリキュラム / 野外学習の方法 / 野外学習の内容 / 野外学習の評価 / 教師教育 / 小・中・高等学校 / 自然環境 / 教員養成 |
研究概要 |
本研究によって得られた知見は以下のようである。 1 欧米における科学教育(野外学習)の目標・目的は、教育の実践者や研究者が議論を重ねて定めてきたのに対して、我が国では、十分な論議がないままに学習指導要領等で理科教育の目標等が示されている。 2 戦後の学習指導要領において、野外学習は徐々にその重要性が強調されてきたが、その手だては専門家的手法によりすぎていた。 3 米国では主として中・高等学校での野外学習を、英国では中等学校理科教師養成コースでの野外学習の実態を調査した。これらの結果から我が国の野外学習の在り方について以下のような視点をもつことが必要であることが分かった。 (1)カリキュラムの構成と指導形態を見直すこと。 (2)野外学習の目標や評価の観点のたて方などを議論すること。 (3)指導者の育成と現職教育の在り方を見直すこと。 (4)自然環境を調べる学習を通して環境学習を充実すること。
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