研究課題/領域番号 |
10041064
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学
|
研究機関 | 帝京平成大学 |
研究代表者 |
松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学研究科, 教授 (10013666)
|
研究分担者 |
パトリック コリンズ 麻布大学, 環境保健学部, 教授 (30318886)
長友 信人 文部省宇宙科学研究所, 教授 (60013645)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 1999
|
研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
|
配分額 *注記 |
5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
1999年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1998年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
|
キーワード | 宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / 地上受電施設 / レクテナ / マイクロ波送電 / 地域配電システム / 電力需要 / 適地判断 |
研究概要 |
現地調査は、平成10年9月にコロンビアで、また同11年2月にナウル及びキリバスで、平成12年2月にガボンで、それぞれ行われた。現地では、政府関係者や民間の関心ある研究者などと会合が持たれ、これらの国々がSPS2000計画に参加するについての論議が深められた。全ての国々が参加することに積極的であり、レクテナの設置候補地が選定された。それぞれの国々において必要となる事柄につき調査が進められた。 コロンビアでは、レクテナの設置候補地については、アンデス高地(パスト市近郊のトカレフ村に所在するボコタ国立大学の用地など)となるので、高高度レクテナの研究に向いている。 ナウルでは、SPS2000のレクテナの設置に外務大臣以下かなりの関心を示した。ナウルは、北部南太平洋に浮かぶ小さな一つの島で一国を形成しており、レクテナの設置は、島の中央部に展開する鉱石の採掘跡が候補地となろう。 キリバスは、南北太平洋に跨がる数多くの島嶼で構成されており、タラワ島に首都機能がある。リーフ上に広大な浅瀬が展開しているため、海上にレクテナが設置されることになろう。ここでは既に地上で太陽光発電を行う国策会社が機能しており、同社が今後の研究・協力体制へのセンターとして機能することになろう。 ガボンでは、首都リーブルビルで文部科学技術省等の政府関係者や国立ボンゴ大学研究者と会合がもたれたが、レクテナの候補地について、こちらが当初予定したランバレネ周辺より東側国境近くのフランスビル周辺のサバンナ地域が提案され、国立マスク大学地球観測所長の案内で現地見分が行われ、いくつかの候補地について適地判断が行われた。
|