研究課題/領域番号 |
10041090
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 学術調査 |
研究分野 |
経済政策(含経済事情)
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研究機関 | 鈴鹿国際大学 |
研究代表者 |
アーナンダ クマーラ (クマーラ ウパーリ・アーナンダ / UPALI ANANDA KUM) 鈴鹿国際大学, 国際学部, 教授 (00271396)
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研究分担者 |
青木 恵理子 龍谷大学, 社会学部, 助教授 (40180244)
木之内 秀彦 鈴鹿国際大学, 国際学部, 助教授 (00204941)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
1999年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1998年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 外国投資 / 地場中小企業 / 裾野産業 / ASEAN(アセアン) / 東南アジア / 南アジア / 技術移転 / インド / タイ / 外資依存 / 中小企業 / 輸出加工地 / 国内企業 / 企業間連携 / 持続可能性 / 経済開発戦略 |
研究概要 |
本成果報告審は、経済開発と外国投資に関わるイシューについて南アジアと東南アジアで行った現地調査および国内での文献研究を通じて得られた知見を編集したものである。本研究ではそれぞれの地域から事例国を一つずつ選び比較対照することで、両地域の異同を照射する手法を採用している。タイは、国家の経済発展という明確な目標の下に外国投資を誘致してきた長い歴史を有する事実に注目して、東南アジアの事例国に選び、インドは、国の経済活動を活性化する目的の下に外資誘致を進める国としては比較的新参者である点から、南アジアの事例国とした。研究に当たっては主に4つの分析視角より検討を試みている。即ち、1.事例2カ国進出外資企業での労務問題(採用、昇進、勤務条件、福利厚生、技能訓練等)、2.事例2カ国のビジネス環境に関する進出日系企業の評価と対応、3.事例2カ国政府の外資誘致政策の現状と課題、4.地場中小企業と外資系企業との産業リンケージの諸相、以上である。これらの視角から、事例2カ国の外資誘致に依拠する経済成長戦略の現状での長所・短所と将来の持続可能性を点検した。
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