研究課題/領域番号 |
10041144
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 千葉工業大学 |
研究代表者 |
大橋 力 千葉工業大学, 工学部, 教授 (90015652)
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研究分担者 |
河合 徳枝 国際科学振興財団, 研究開発部, 専任研究員 (50261128)
仁科 エミ メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (20260010)
三井田 惇郎 千葉工業大学, 工学部, 教授 (10083859)
八木 玲子 国際科学振興財団, 研究開発部, 専任研究員 (80281591)
ASAJI Keizo Kansai University, Faculty of Letters, Professor (70151024)
YABUTA Yutaka Kansai University, Faculty of Letters, Professor (80027987)
SHIBAI Keiji Kansai University, Faculty of Letters, Professor (00144311)
山崎 芳男 千葉工業大学, 工学部, 教授 (50245263)
不破本 義孝 四日市大学, 環境情報学部, 講師 (60261129)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
19,200千円 (直接経費: 19,200千円)
2000年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
1999年度: 7,500千円 (直接経費: 7,500千円)
1998年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
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キーワード | 世界遺産 / バーチャル・リアリティ / 高精細映像 / 超広帯域音声 / オーギュメンテッド・リアリティ / バーチャルリアリティ / イラン / ユネスコ世界遺産 / ハイビジョン / 超広帯域音響 / 体感システム |
研究概要 |
本研究は、ユネスコの要請にもとづき、人類全体の貴重な財産であるユネスコ「世界遺産条約」によって認定された世界遺産を、わが国の最先端の映像・音響関連技術を駆使して電子的に高密度記録し、バーチャル・リアリティ技術をもちいてその情報環境を高臨場感で再現する体感システムを開発することを目的とする。そのために、本研究では、まず、研究目的に適合する高品位フィールド収録システムならびにフィールド収録方法論の開発をおこなった。具体的には世界遺産の情報環境を、視覚情報はハイビジョン映像、聴覚情報は高速標本化1ビット量子化方式で記録するフィールドで運用可能手法を構築し、イタリア、グルジア・アルメニア、イランの各国における世界遺産について超高密度記録をおこなった。そして、それら視聴覚情報の情報密度が人間のリアリティ感覚に及ぼす影響を生理学的・心理学的手法で評価した。これによって、視覚情報ならびに聴覚情報の両面について、バーチャル・リアリティを実現する際に求められる視聴覚情報の品質や性質を検討した。さらに、オーギュメンテッド・リアリティの技法を導入して、そうした世界遺産の情報環境を遠隔地において高臨場感で体験するバーチャル・リアリティ空間とそのためのコンテンツ・プロトタイプを構築し、その評価をおこなった。また、制作したコンテンツ・プロトタイプについては、学術研究集会などで公開した。
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