研究課題/領域番号 |
10041171
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
系統・分類
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
矢原 徹一 九州大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90158048)
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研究分担者 |
河原 孝行 農林水産省, 森林総合研究所・北海道支所遺伝研究室, 研究室長 (90221902)
三島 美佐子 日本学術振興会, 特別研究員
渡辺 邦秋 神戸大学, 理学部, 教授 (80031376)
副島 顕子 大阪府立大学, 総合科学部, 助手 (00244674)
BALDWIN Bruc カリフォルニア大学, パークレ校・生物学部, 教授
CRAWFORD Dan オハイオ州立大学, 植物科学部, 教授
梶田 忠 東京大学, 大学院・理学研究科, 助手 (80301117)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
1999年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1998年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | キク科 / 分子系統 / 倍数性 / 2倍体化 / メキシコ |
研究概要 |
キク科ヒマワリ連・フジバカマ連は、キク科の総種数の約4分の1、総属数の約3分の1を含む大きな群である。申請者らのこれまでの研究により、フジバカマ連はヒマワリ連から派生したこと、ヒマワリ連とフジバカマ連を含む単系統群は、キク科マリーゴールド連から派生したことが推定されている。本研究は、キク科の総種数の約4分の1を含むこの群が、単一回の倍数化以後に爆発的に適応放散を遂げたという仮説を検証するための、研究資料の収集を目的として実施された。 平成10年度の調査では、マリーゴールド連の属数が多いNeuvo Leon州、Tamaulipas州、Coahuila州などの東北部を中心に野外採集を実施した。マリーゴールド連の9亜連のうち6亜連の代表的な属のDNAサンプルと染色体研究用資料、および保証標本を採集した。 平成11年度の調査では、上記の北部地域の補足調査に加え、アメリカ合衆国オザーク山地(ミズーリ・アーカンソウ州境)で野外調査を実施し、フジバカマ連・ヒマワリ連・マリーゴールド連全体の外群となる可能性のあるMarshalliaを採集した。 rDNA-ETS領域による系統解析の結果から、フジバカマ連とヒマワリ連は、マリーゴールド連から並行的に独立に起源した可能性がること、マリーゴールド連が起源した時点ですでに倍数化が起き、その後さまざまな系統で並行的に染色体数の減数・2倍体化が進行したことが示唆された。matKなど他の遺伝子により、より詳細な系統解析が進行中である。
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