研究課題/領域番号 |
10041173
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
系統・分類
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
山口 隆男 熊本大学, 理学部, 助教授 (10040106)
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研究分担者 |
田村 実 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (20227292)
和田 浩志 東京理科大学, 薬学部, 助手 (80167204)
加藤 僖重 獨協大学, 外国語学部, 教授 (60049616)
永益 英敏 京都大学, 総合博物館, 助教授 (90218024)
BAAS Pieter オランダ国立植物標本館, 館長
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
1999年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1998年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | オランダ / シーボルト / 標本収集 / シーボルト収集植物標本 / 植物標本の調査 / オランダ国立植物標本館 / 日蘭修好400周年 / タイプ / 植物標本 / 本草学者 / ライデン / 植物標本館 / 生薬 |
研究概要 |
オランダのライデンにあるオランダ国立植物標本館においてシーボルトが日本で収集した各種の植物標本の調査を行った。800種3,500枚を調べることができたので、これまでの累計は1,200種,6,000枚に達した。タイプと日本人から贈られた標本に重点を置いて調査を行った。シーボルトは様々な日本人から標本を貰っている。伊藤圭介、水谷助六などからである。しかし、日本人が特定できない標本がかなりある。産地は全国各地に及び、蝦夷産のものもある。一方、ドイツのミュンヘンにあるバイエルン州立植物標本館においても調査を行った。そこでシーボルト収集標本について総合的な調査研究を行ったのは、我々が最初である。ライデンから移管された標本類がある。タイプを主とした200枚を見つけ、調査した。バイエルン州立植物標本館にあるシーボルト収集標本の点数はそれほど多くない。また、標本の質はライデンにあるものに比較して劣る場合が多い。しかし、タイプの割合が高い。 オランダ国立植物標本館では西暦2000年が日蘭修好400周年になることを記念して、シーボルト収集標本の中から、特に重要、あるいは興味深い700枚を選び出してCDを作成することになった。我々は各種の資料と情報を提供すると共に、標本の選定と説明文(英文)の執筆、校正に協力した。CDは2000年3月初めに完成した。日本国内の研究機関にもいずれ配布される予定になっている。 オランダ、ドイツで調べた標本はいずれもカラーで写真撮影を行っている。将来データベースとして提供できるように整理を行った。
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