| 研究課題/領域番号 |
10041198
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| 研究種目 |
基盤研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 海外学術 |
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| 研究分野 |
寄生虫学(含医用動物学)
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| 研究機関 | 神戸大学 |
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研究代表者 |
川端 眞人 神戸大学, 医学部, 教授 (30175294)
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| 研究分担者 |
高木 正洋 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (60024684)
小野 雅司 国立環境研究所, 環境健康部, 室長 (80125228)
石井 明 自治医科大学, 教授 (40012752)
太田 伸生 名古屋市立大学, 医学部, 教授 (10143611)
武田 淳 佐賀大学, 農学部, 教授 (20045066)
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| 研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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| 研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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| 配分額 *注記 |
21,200千円 (直接経費: 21,200千円)
2000年度: 6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
1999年度: 6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
1998年度: 7,900千円 (直接経費: 7,900千円)
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| キーワード | マラリア / デング熱 / リモートセンシング / インドネシア / ロンボク島 / ソロモン諸島国 / タイ / 地理情報システム / ギング熱 / ロンボウ島 / ソロモン諸島 |
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| 研究概要 |
平成12年度はソロモン諸島国のマラリア、インドネシア・スラバヤ市のデング熱に関する資料を収集し解析した。
1)ソロモン諸島国のマラリア調査:1999年より表面化したガダルカナル島におけるガダルカナル住民とマライタ島移住者との紛争は、2000年6月にはガダルカナル島全域での武力衝突となりソロモン諸島国在住の外国人は全員退去した。10月には両武力勢力間の和解が成立し、2001年2月に調査チームを派遣した。しかし和解成立後もガダルカナル島内では部分的な衝突が継続し、期待していた調査は実施されなかった。本調査ではソロモン諸島国のマラリア対策へのGISを導入した調査を最大の目的としていたが、島民間の紛争により調査計画は大きく期待を裏切るものとなった。
2)1999年からの人類生態学的な調査を報告した。ガダルカナル島は多様な植生と豊富な資源に恵まれた島で、動植物起源の利用技術や管理形態を通して島嶼生態系における生存戦略を築いており、これら生計活動とマラリア感染との関連を検討した。
3)インドネシア・スラバヤ市のデング熱調査:スラバヤ市衛生局に登録されているデング熱患者の既存資料からデータベースを作成した。過去5年間にスラバヤ市衛生局に登録された約9000人の患者資料を163行政区別に属性データとともに入力し、季節変動、経験的ベイズ推定量、集積性を検定し、行政当局へデング熱対策のための資料として提供した。
4)タイ国ではマラリアおよび寄生虫感染に関する資料、中国では海南省、広東省、広西壮族自治区、雲南省におけるマラリアおよびデング熱に関する既存資料を収集した。
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