研究課題/領域番号 |
10044055
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
齋藤 悌二郎 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (70004322)
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研究分担者 |
坪田 博明 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70005792)
寺沢 辰生 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (40004436)
橋本 治 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50092292)
加藤 静吾 山形大学, 理学部, 教授 (70013422)
玉江 忠明 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (10124174)
BAKER Oliver ハンプトン大学, 助教授
PERDISAT Cha ウイリアム, メリー大学, 教授
FRULLANI Sal サニタ高等研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
14,400千円 (直接経費: 14,400千円)
1999年度: 6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
1998年度: 8,300千円 (直接経費: 8,300千円)
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キーワード | 電子線 / ハイパー核 / K中間子 / スペクトロメータ / セプタム電磁石 / RICH / チェレンコフ検出器 / 荷電形状因子 / 電荷形状因子 / 補正コイル / 電荷分布 |
研究概要 |
1.平成10年度は、齋藤、高橋(研究協力者)がアメリカ合衆国のジェファソン研究所において、高運動量移行での荷電形状因子を求める実験に参加した。また齋藤、寺沢、坪田、上野、が^3He(e,e')の実験に参加した。 2.高橋(研究協力者)がスペクトロメータ検出器の整備に参加するため,約1年間ジェファソン研究所に出張した。ガスチェレンコフ検出器について、電荷分布を測定し、光電子数の平均個数を導出した。また、これにより、ガスチェレンコフ検出器の効率のオンライン・モニターを完成させた。この研究纏めて、平成11年3月修士の学位を得た。 3.寺沢が平成10年8月、Hall AK中間子共同実験打合せに出席し、ハイパー核の実験までにK中間子のS/N比を上げるためリングイメージ・チェレンコフ検出器(RICH)の製作を決め、RICH用石英を日本側で分担することにした。 4.平成8年度の科研費で参加したP(e,e'K^+)の実験、Hall A共同実験d(e,e)の結果は、それぞれ"Longitudinal and Transverse Cross Sections in the ^1H(e,e'K^+)∧ Reaction","Measurements of the Deutron Elastic Structure FunctionA(Q^2)for0.7≦Q^2≦6.0(GeV/c)^2at Jefferson Laboratory"という題で、1999年にPhys.Rev.Lett.に掲載された。 5.平成11年度は、上野、前田、玉江がジェファソン研究所において、^3He,^4Heの電子線崩壊実験に参加した。 6.高橋(研究協力者)がリングイメージ・チェレンコフ検出器(RICH)の設計、製作に参加するため、約1年間イタリアのサニタ高等研究所に出張した。モデル検出器を使ってテストすると共に、RICHの解析用プログラムを開発した。 7.寺沢が平成11年8月ジェファソン研究所でチェレンコフ検出器系のテスト実験に参加した。 8.平成10年度の科研費で参加した電荷形状因子を求める実験の結果は、"G_<Ep>/G_<Mp> Ratio by Polarization Transfer in ep→ep"という題で、2000年2月号のPhys.Rev.Lett.に掲載された。
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