• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

キャリアのライフタイムとMOSデバイスの界面トラップの相関関係に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10044171
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 応用物性・結晶工学
研究機関姫路工業大学

研究代表者

岸野 正剛  姫路工業大学, 工学部, 教授 (50201455)

研究分担者 吉田 晴彦  姫路工業大学, 工学部, 講師 (90264837)
SOHRODER D.K  アリゾナ州立大学, 電気工学科, 教授
研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード局在準位 / 界面トラップ / キャリアライフタイム / MOSダイオード / ICTS / SPV / 非接触測定 / 生成ライフタイム / 再結合ライフタイム / ICTS法 / SPV法
研究概要

本研究は、姫路工業大学の岸野正剛、吉田晴彦とアリゾナ州立大学のシュローダが共同で行った。測定試料の作成は姫路工業大学で行い、測定は姫路工業大学工業とアリゾナ州立大学の双方で行った。測定結果はお互いに訪問し合って討論した。また、シミュレーションによる理論計算も行ったが、これはお互いに独立に行い、結果については、岸野、吉田がアリゾナ州立大学を訪問する他、e-mail等も使って討論した。
主な成果は以下の通りである。
1.界面トラップ密度と生成ライフタイムの間に相関関係があること及び、この相関関係は半導体の伝導形の依存して変化することが分かった。この伝導形依存性は界面トラップのエネルギー位置の差によることが明らかになった。
2.金と白金の不純物では、生成ライフタイムと再結合ライフタイムへの影響の仕方が異なることが分かった。そしてこの研究を通してライフタイムキラーとしては白金不純物が優れていることが裏付けられた。
3.非接触過渡分光法を使うことによって、ゲート酸化膜が薄くなったときに起こる、界面トラップ密度に対する測定感度の劣化現象が抑制できることを、シミュレーションによって明らかにした。
4.周波数ベースによるMOSダイオードのキャパシタンスなどを測定することにより、再結合ライフタイムや界面トラップ密度が測定できることがわかった。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] H. Yoshida: "Sensitirity of Contactless Transient Spectroscopy and Actual Measarenent of localized States in Oxidized Si Wafer"J. Crystal Growth. 210. (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] H.Yoshida: "Sensitivity of Contactless Transient Spectroscopy and Actual Measurements of Localized States in Oxidized Si Wafer"J.Crytal Growth. 210. (2000)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1999 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] H.Yoshida: "Sensitivity of Contactless Transient Spectroscopy and Actual Measarenent of Localized States in Oxidized Si Water"J.Crystal Growth. 210. (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi