研究課題/領域番号 |
10044185
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造工学・地震工学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
古田 均 関西大学, 総合情報学部, 教授 (70109031)
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研究分担者 |
堂垣 正博 関西大学, 工学部, 教授 (60067759)
杉本 博之 北海学園大学, 工学部, 教授 (70002946)
YAO James 米国テキサス&M大学, 土木工学科, 教授
ARORA Jaber 米国アイオツ大学, 土木工学科, 教授
FRANPOVOL Da 米国コロラド大学, 土木工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
2000年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1999年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | ライフサイクルコスト / 最適化 / 遺伝的アルゴリズム / 不確定性 / 耐用期間 / ユーザーコスト / 社会基盤システム / 維持管理 / 耐久性 / 補修 / 補強 / ライフサイクル / 復旧 / 信頼性 / 構造物 / 道路 |
研究概要 |
平成10〜11年度までは、ライフサイクルコストの定義とその概念の社会基盤システムへの適用法について研究を行ってきた。そして、ライフサイクルコストを考慮した最適維持管理法を遺伝的アルゴリズムに基づいて開発した。さらに、実データを用いてその実用化を図り、信頼性理論の導入を試み、耐用期間中の不確定性を合理的にライフサイクルコストの算定に反映さすことを試みた。 平成12年度は、本システムの完成を目指し、各構造物の安全性、機能性を保証し、種々の点検法、補強、補修法の中から最適な方法を選定することを可能とした。そのために、種々の不確実性を考慮できる遺伝的アルゴリズムの開発と、構造要素ごとの維持管理を独自に行うとともに構造物全体の維持管理を統合的に実施できる協調型の維持管理システムの構築を行った。さらに、個々の構造物の維持管理だけでなく、地域あるいは道路網全体としての構造物群の合理的な維持管理法とシステムの完成を試みた。研究の続行中にライフサイクルコストの算定には、ユーザーコストの算定が重要になることが判明したので、道路橋の補修中のユーザーコストの算定法について研究を行い、北海道の道路網について開発した方法の有用性を確かめた。
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