研究課題/領域番号 |
10044204
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物生理
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
田坂 昌生 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (90179680)
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研究分担者 |
塚谷 裕一 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助手 (90260512)
SCHINDELMAN ガーリー ニューヨーク大学, 生物学教室, 博士研究員
深城 英弘 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究所, 学術特別研究員
BENFY Philip ニューヨーク大学, 生物学教室, 助教授
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
11,200千円 (直接経費: 11,200千円)
1999年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
1998年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
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キーワード | シロイヌナズナ / sgr1 / scr変異体 / 頂芽分裂組織 / SGR1 / SCR遺伝子 / sgr7 / shr変異株 / 内皮細胞分化 / scr変異株 |
研究概要 |
シロイヌナズナの根、胚軸、花茎で内皮細胞の分化に関係する遺伝子座を2つ同定して遺伝子とSGR7/SHR遺伝子と名付け、そのうちの一つのSGR1/SCRを既に単離した。この遺伝子はbZIP型の転写因子をコードしていた。本研究で次の事が明らかになった。 1.野生株の地上部におけるSGR1/SCR遺伝子の発現をin situ hybridizationならびにアミロプラストの染色で調べた。頂芽分裂組織の直下の細胞で内皮細胞の分化が観察されたが、葉等の側生器官があるために根の場合程明瞭に最初の分化細胞の同定を行うことが困難であった。また、SGR1/SCRプロモーターとマーカー遺伝子(GUS,GFP)をつなげたキメラ遺伝子を作成し、それをシロイヌナズナの野生株に導入したトランスジェニック植物を作製しその発現がin situで得られた発現結果と一致する事を確かめた。 2.SGR7/SHR遺伝子の単離をおこないこの遺伝子もSGR1/SCRと同じ遺伝子ファミリーに属する事を明らかにした。 3.sgr1/scrを上部のメリステムの形成異常変異株の一つであるpinとかけ合わせた。また、重力屈性異常変異株sgr4と掛け合わせた。さらにpinとsgr4二重変異株の作出を行った。その結果、SGR1/SCRとPINあるいはSGR4の間に直接の遺伝的な関連は見当たらなかった。しかし、pinとsgr4二重変異株では内皮細胞層の増加が観察されSCR/SGR1の発現か機能が異常になった可能性が示唆された。
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