研究課題/領域番号 |
10044221
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
|
研究機関 | (財)日本生物科学研究所 |
研究代表者 |
山内 一也 日本生物科学研究所, 主任研究員 (30072888)
|
研究分担者 |
布谷 鉄夫 日本生物科学研究所, 主任研究員 (80099994)
鎌田 寛 日本大学, 生物資源科学部, 助教授 (30139050)
甲斐 知恵子 東京大学, 医科学研究所, 教授 (10167330)
小船 富美夫 国立感染研究所, 室長 (80142644)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
13,500千円 (直接経費: 13,500千円)
2000年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
1999年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
1998年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
|
キーワード | 牛疫ウイルス / 病原性 / レスキュウシステム / 免疫機構 / 組換えワクチン / ヘルパーT細胞 / ISCOMワクチン / 防御免疫 / 細胞性免疫 / 細胞傷害性T細胞 / 免疫抑制 |
研究概要 |
牛疫ウイルス(RPV)のレスキュウシステムを中心に病原性発現におけるウイルス遺伝子の役割の解明を試みた。 世界的に弱毒ワクチンとして用いられているRPV-RBOK株の全遺伝子のcDNAコピーより感染性RPVを回収するシステムを確立した。RBOK株はウサギでは病原性を示さないのに対して、日本で開発された弱毒RPV-L株はウサギに順化していて、ウサギで強い病原性を示す。この宿主感受性の相違がウイルスのエンベロープH 蛋白に依存する可能性を調べるために、RBOK株のH遺伝子をL株のH遺伝子に組み換えたウイルスを作出してウサギへの感染実験を行った。その結果、H遺伝子以外の領域もウサギでの病原性発現にかかわる可能性が示された。
|