研究課題/領域番号 |
10044314
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
河田 光博 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (60112512)
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研究分担者 |
小澤 一史 京都府立医科大学, 医学部, 助教授 (60169290)
林 しん治 東京都神経科学総合研究所, 解剖発生, 参事 (20076996)
OGAWA Sonoko オックフェラー大学, 助教授
BUIJS Ruud オランダ国立脳研究所, 副所長
MORRIS John オックスフォード大学, 医学部, 教授
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
1999年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
1998年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | ステロイドホルモンレセプター / 細胞内局在 / 転写調節因子 / 免疫細胞化学法 / GFP / 性差 / ストレス / リガンド / 性ホルモン / エストロゲンレセプター / 生後発育 / アポトーシス / 強制発現 / 視索前野 / 雌雄差 / GEP |
研究概要 |
転写調節因子として位置づけられるステロイドホルモンレセプターの細胞内局在、分子生物学、形態学、生理学の異なる方法を用いて明らかにし、これらの転写調節因子の細胞内での動向と生理的役割について、日本、米国、英国、オランダの4カ国の共同研究者によって追求した。具体的には、転写調節因子であるステロイドホルモンレセプターとコファクターの細胞内局在の同定、ステロイドホルモンレセプターのノックアウトマウスを用いて行動学研究、とくに動物実験によって得られた脳組織をホルモンレセプターの免疫細胞化学法によって解析した。また、ステロイドホルモンレセプターに対する抗体を用いて、ホルモンのリガンドがない状態(副腎摘出、卵巣摘出、精巣摘出、甲状腺摘出)とリガンドを与えた状態でのレセプターの細胞内局在を、GFPを用いたリアルタイムイメージング法や免疫細胞化学的に明らかにした。とくに、リガンドの濃度による細胞内動態がグルココルチコイドレセプター、ミネラルコルチコイドレセプターにおいて認められた。これらの研究成果は、日本国内での学会はもとより、米国や欧州の神経科学学会において発表した。また、各研究者間の最新データについての情報の交換を頻繁に行い、この分野でのプロジェクト遂行に貢献した。なお、平成11年度に来日予定していたPaul Sawchenko博士は健康上の理由により来日をとりやめた。
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