研究課題/領域番号 |
10045011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
板倉 安正 滋賀大学, 教育学部, 教授 (20027824)
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研究分担者 |
松原 伸一 滋賀大学, 教育学部, 助教授 (30165857)
平井 肇 滋賀大学, 教育学部, 助教授 (70199032)
木全 清博 滋賀大学, 教育学部, 教授 (40142765)
宮田 仁 滋賀大学, 教育学部, 講師 (50263166)
時田 育子 滋賀大学, 教育学部, 助教授 (30227566)
PADDLE Sarah Deakin U. Faculty of Arts, SeniorLect
WALKER David Deakin U. Centre of Australian Studies, Director
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
2000年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 遠隔教育 / 国際教育 / メディア教育 / オーストラリア / カリキュラム開発 / 教材開発 / 大学間交流 / フレッキシブル・ラーニング / フレッキシプル・ラーニング / TV会議 / 異文化理解 |
研究概要 |
3カ年計画の一年目(H10年度)は、主として全体計画の詰めの作業と、双方の施設設備の視察、両国での実態把握に努めた。 二年目(H11年度)は、前年度の調査などで明らかになった問題点や課題を整理検討しながら、実施に向けての具体的な実験を試みた。 三年目(H12年度)は、最終年度としてまとめの作業を行うとともに、今後の共同研究の可能性について協議・準備を行った。 主要な研究成果は、以下の通りである。 1.授業の相互支援-滋賀大学・ディーキン大学の研究分担者が相互に訪問し合って、それぞれの社会・文化に関する授業に講師やコメンテーターとして参加した。その結果をもとに、教材開発やカリキュラム開発に関しての助言・支援を行った。また、滞在中に、各自の勤務校で担当する授業の充実のために、資料の収集や調査活動を行った。 2.研修プログラムの共同運営-1998年度より、滋賀大学学生が参加するオーストラリア語学・文化スタディツアーを、ディーキン大学側研究分担者の協力で年一度の割合で実施した。事前の打ち合わせとオリエンテーションは、国際ISDN回線を使用したテレビ会議システムを使った。現地での授業には、ディーキン大学側の研究分担者が講師として参加した。 3.デジダル・メディアを利用した授業-ディーキン大学側の研究分担者が滋賀大学の「オーストラリアの生活と文化」なる授業で行った授業を録画・編集し、資料などともにデジタルコンテンツ化(CR-ROM)した。これを授業で利用する実験を行い、学生へのアンケート調査などをもとにデジタル・メディアの利用の可能性について調査・研究を行った。 4.国際シンポジウムの開催-環境教育と情報教育に関する第2回国際シンポジウムを、ディーキン大学で2000年11月に共同開催した(第一回は1997年に滋賀大学で実施)。この分野での「フレッキシブル・ラーニング」の方向性と課題、今後の両大学間、さらにはアジア・太平洋地域でのネットワーク構築の可能性について協議した。
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