研究課題/領域番号 |
10045031
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数学一般(含確率論・統計数学)
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
飛田 武幸 名城大学, 理工学部, 教授 (90022508)
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研究分担者 |
鳥居 弘志 名城大学, 理工学部, 講師 (20227672)
山ノ井 基臣 名城大学, 理工学部, 助教授 (60076552)
齊藤 公明 (齋藤 公明) 名城大学, 理工学部, 助教授 (90195983)
ACAARDI Luig ローマ第2大学, ボルテラセンター所長, 教授
松澤 忠人 名城大学, 理工学部, 教授 (20022618)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | ホワイトノイズ / 量子ホワイトノイズ / 無限次元ラプラシアン / 量子情報論 / ホワイトノイズ解析 / 量子コンピュータ |
研究概要 |
平成10年度-11年度科学研究費により、「ホワイトノイズ解析とその応用」に関しての大学間交流(名城大学理工学部とローマ第2大学ヴォルテラセンター間)を行い、4回の国際会議を通して、多くの成果を得た。10年度には、名城大学にて、Second International Conference on Quantum Informationを開催して、イタリア側の研究者を招待し、また、イタリアBari大学にて、International Conference on Infinite Dimensional Analysis and Quantum Probabilityを開催して、日本側の研究者がイタリアに渡った。11年度には、イタリアのトレントにて、ヴォルテラセンター主催のInternational Summer School "White Noise Approach to Classical and Quantum Stochastic Calculi and Quantum Probability"を開催し、日本側がイタリアに滞在し、また、名城大学にて、Third International Conference on Quantum Informationを開催して、イタリア側を招待した。成果としては、とくに、確率変分方程式、複雑系のホワイトノイズ解析からのアプローチ、確率過程の非可逆性、Levy Laplacianの関数の生成する確率過程、Stochastic limitによる量子確率解析、量子コンピュータの数理モデルなどにおいて顕著な進展がみられた。ホワイトノイズ解析は、量子ホワイトノイズ解析を研究する上で、その基本となるものであり、多方面に応用可能である。この今までの業績から、2000年のAMS Mathematics Subject Classificationsでは、60H40 White Noise Theoryとして新しい理論分野として登録されるまでに至った。
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