研究課題/領域番号 |
10045038
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
吉村 昌弘 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (10016826)
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研究分担者 |
堂免 一成 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (10155624)
伊藤 満 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (30151541)
垣花 眞人 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 助教授 (50233664)
LEE Jin-kyu School of Chemistry and Molecular Engineering College of Natural Sciences Seoul National University Associate
KIM Hasuch School of Chemistry and Molecular Engineering College of Natural Sciences Seoul National University Associate
CHOY Jin-ho School of Chemistry and Molecular Engineering College of Natural Sciences Seoul National University Associate
LEE JinーKyu ソウル大学, 化学科・触媒センター, 助教授
KIM Hasuck ソウル大学, 化学科・触媒センター, 教授
CHOY JinーHo ソウル大学, 化学科・触媒センター, 教授
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1999年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 溶液プロセス / 水熱反応 / 水熱電気化学 / 積層膜 / チタン錯体 / BaTiO_3 / SrTiO_3 / 層状複合酸化物 / 光触媒 / ソフト溶液プロセス / 高機能複合酸化物 / 溶液電気化学法 / 水熱電気化学法 / 錯体重合法 |
研究概要 |
エレクトロニクス、イオニクス、超伝導、センサーあるいは触媒などの新しい高機能材料を開発するためには、組成、結晶構造、電子構造、さらには微構造や分散などを設計、最適化した複合酸化物を提案する必要がある。またそれらの特性はその作製プロセスにも大きく影響するので、プロセスの設計および制御も重要である。本研究では設計した高機能複合酸化物を電子的、電磁気的、分光的および物理化学的に評価すると共に、それらを効率よく作製する溶液プロセスの確率を目的とする。 溶液プロセスは低温かつ低エネルギー消費であるので環境負荷が小さいという長所を持つほか、通常の高温プロセスや真空プロセスでは逆に生成しにくい低温層や準安定相が得られる特色もある。 本年度の主な成果は以下の通りである。 1.LiOH中において金属基板を処理する溶液プロセスによりLiCoO_2の薄膜を100℃付近の低温でつくることができる。 2.本プロセスより電極として活性な高温相LiCoO2を100〜150℃で作製できる。 3.溶液をフローさせながら水熱反応、あるいは水熱電気化学反応を起こさせる反応装置を開発し、これを用いてBaTiO_3/SrTiO_3の積層膜が作製できる。 4.水溶性のチタン錯体、タンタル錯体、ニオブ錯体を開発し、それらを用いて均一組成の各種複合酸化物の微粉体の合成に成功している。 5.錯体重合法により層状複合酸化物が合成され、これが高感度光触媒の性能を示すことを実証した。 6.インターカレーションにより層状複合酸化物にLiなどのイオン、塩、分子からバイオ高分子までを挿入することができ、それにより各種のナノハイブリッドが作製できることがわかった。 7.複合酸化物の新しい量子強誘電体や高イオン導電体が作製できた。
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